杉野遥亮の生着替えに女性ファン100人が大興奮 バーテンダーに変身
俳優でモデルの杉野遥亮が19日、都内で初のパーソナルブック「スギノート」(学研プラス)発売記念イベントを行った。
パーソナルブック「スギノート」発売記念イベントで妙技披露
俳優でモデルの杉野遥亮が19日、都内で初のパーソナルブック「スギノート」(学研プラス)発売記念イベントを行った。
雑誌での連載をまとめたものに、エッセイや1万字インタビューなどを収録。体育館で開催されたイベントではバスケットボールをつきながら入場し、ゴールを決めた後、壇上へ。来ていた服を脱ぐと、上半身裸になってバーテンダーの衣装に生着替えし、集まった100人の女性ファンの視線を独占した。さらに、音楽に乗って用意されたグラスに次々とカクテルを注ぐパフォーマンス”フレアバーテンディング”を公開。当選した7人のファンにオリジナルカクテルをプレゼントし「おいしい?、よっしゃー」「これに向けてすごい練習したんですね。ボクからのささやかなクリスマスプレゼントということで当たった方おめでとうございます。もちろん愛情たっぷり」と声を弾ませた。
もともと自己評価が高めという杉野。本の出来栄えについては「今回120点です。それくらい出来がいい。1つの宝物になった」と採点した。
「生まれてから今ボクが感じてることがすべて詰まっている。テンコ盛りの1冊。出来上がったのを見て、めちゃいいじゃんと思って。母親からもめちゃくちゃ絵文字付きのラインが来ました。それだけ読んで感じてくれたんだなと思って、それが皆さんに届くっていうのは楽しみです」と満足げに話した。
連載は異業種の人との対談がメイン。始めた1~2年前と比較すると、顔つきも変わり「月日の変わり方を楽しんでいただけるかな」と笑顔。さらに表現者としての幅を広げるため、「まなびの時間」と称して生け花やチョークアート、怪談などさまざまなジャンルにも挑戦し「最初に思った通り、自分が芝居をする上で、表現をする上で、すべて通じるというか、何をやっても根幹は同じだなっていうか、感じたこととか、思うこととかっていうのを自分らしく表すということは、どれをやっても強く思いましたね」と到達した境地を明かした。
今年は映画やドラマ、CMなどで八面六臂の活躍だった。1年を漢字で表すと、「迷」を挙げた後、「革」に訂正した。
「この1年、迷うということも入っているんですよ。自分の考え方に迷いが生じたりとか。でも下半期とか特に思ったのは、自分の中そういう考えというのがガラっと変わったというか、ある意味、革命的だった。それが来年へのバネになっている。たぶん、最初に仕事を始めた3年間と同じくらいこの1年間でいろんなことを考えて、自分がステップアップしたなって」
仕事に対する姿勢も変化し、精神面の成長を実感している。
「自分の考え方が変わっている。ものの見え方、人の見方とかっていうのも変わってきてて、それはポジティブな方向に、人間的にもたぶん成長できたんじゃないかなと思います。(今までは)割と人の目を気にすることが多かったかもしれないです。誰かに何か言われることに対して自分が正解を求めていくだったり。でも、そういうことじゃない。もっと自分の内面を見つめ直して、敵は最終的には周りじゃなくて自分だなというのは、身に染みたなっていうのはありますね」と続けた。
来年の目標については「忘れられない1年になればいいと思う。今後の杉野遥亮史の中で。今回も挑戦だったんですよ。イベントの皆さんにお見せできるものに仕上げるために積み重ねたというか、練習もしましたし。そういったスタイルは続けていきたい」と表明。
本の魅力について「本当にボクを応援してくれる方もそうですけど、今後ボクがどういう人生を歩むかとか、まだ未知なところありますけど、この1冊を持っているだけで、ボクを知っているというか、24歳の杉野遥亮ああだったよって言えるというか、分身としてでもいいから家に1冊置いてくれればありがたいと思います。本当に自分が思っていることもたくさん書いている。それが少しでも伝わればいいなというか、考えるきっかけになってくれれば嬉しいです」と改めてPRした。