中村守里“次世代エース”の挑戦…舞台『アルプススタンドのはしの方』
「大好きだったお父さんも見守ってくれている」
――現在は高校1年生ということですが、学業との両立は大変ですか。
「普通に両立できるかと思っていたんですが、大変ですね。アイドルの練習をやったり、最近は学校の後に稽古だったり、思っていた以上に体力を使います」
――デビューしたのは13歳の時です。きっかけを教えてください。
「『ワタナベエンターテイメントスクール』に通っていたのですが、その時にスカウトされました」
――芸能事務所50社から声がかかったということですが、なぜ、『太田プロダクション』を選んだのでしょうか。
「色々な方と相談して決めました。まさか、AKB48の前田敦子さんや大島優子さんがいる事務所に所属できるとは思っていなかったです。ただ、有吉弘行さんのイメージが強くて、『私、芸人じゃないのに大丈夫なのかな』って(笑)」
――事務所の先輩から声をかけられたことはありますか。
「『ラストアイドル』の現場で、指原莉乃さんが『同じ事務所だよね。頑張ろうね』と声をかけてくれて、うれしかったです」
――芸能界入りした理由は何でしょうか。
「私が小学3年生の時に、お父さんが突然、出張先の茨城で亡くなりました。クモ膜下出血でした。その2日前まで、普通に話していたので、受け止めるのには時間がかかりましたが、『私も家族の役に立ちたい。お母さんを助けたい。早くから働きたい』と思ったのが理由の1つです」
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