松たか子、バツ3の社長役でドラマ主演 “元夫”は岡田将生、角田晃広、松田龍平
松たか子が、4月スタートのカンテレ・フジテレビ系新ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(毎週火曜、午後9時)で主演を務めることが決まった。松にとって、2006年放送の「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演だ。
カンテレ・フジテレビ系の新火曜ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」
松たか子が、4月スタートのカンテレ・フジテレビ系新ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(毎週火曜、午後9時)で主演を務めることが決まった。松にとって、2006年放送の「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演だ。
本作は、「カルテット」「最高の離婚」「Mother」など数々の連続ドラマを手がけ、現在は映画「花束みたいな恋をした」が大ヒット公開中の脚本家・坂元裕二による完全オリジナル。松が演じる主人公・大豆田とわ子は、3回結婚して3回離婚したバツ3の独身女性。さらに、とわ子のことを忘れられない3人の元夫として、岡田将生、角田晃広(東京03)、松田龍平が出演。4人の個性豊かな実力派俳優たちが繰り広げる物語は、とわ子が3人の元夫たちに振りまわされながら日々奮闘するたまらなく愛おしいロマンティックコメディーだ。
松が演じる主人公・大豆田とわ子は、建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかり。でも実は3回結婚して、3回離婚している女性だ。すごく変人というわけではない。洋服が好きで、明るく、おちゃめで、ちょっとせっかちで、どこかとぼけていて、いろんなところがちょっとずつ面白い、そんな女性である。最初の夫との間に生まれた中学3年生の娘・唄(うた)と2人暮らしをしている。
これまで数々の映画やドラマ、そして舞台などで、シリアスからコメディーまで硬軟演じ分けてきた松が、今回、坂元裕二との3度目のタッグで、ユーモラスでキュートな役どころをどのように演じるのかに注目だ。
個性豊かな“3人の元夫”。最初の夫は、松田が演じる田中八作。東京・奥渋谷にあるレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。とわ子との間に生まれた娘・唄の父親。2番目の夫は、角田が演じるファッションカメラマン・佐藤鹿太郎。業界では有名で腕もいい。とわ子のことが今でも好きで好きでたまらないが、とにかく器が小さい。3番目の夫は、岡田が演じるエリート弁護士・中村慎森。とわ子が社長を務める「しろくまハウジング」の顧問弁護士。理屈っぽくて、ひねくれ者。口癖は「それ、いります?」。周囲からは冷静で合理的に見られる慎森が、とわ子となぜ結婚し、なぜ離婚したのかは気になるところだ。
主演を務める松は、岡田、角田、松田との共演について、「3人それぞれに個性があって、チャーミングなので、『あ、3回結婚してもいいかな』って思いました(笑)。ダメさ加減も三者三様で、きっと魅力も三者三様で。幸せなありがたい役だなって思いました」と話した。
ドラマへの意気込みを「メッセージ性が強いかというと、それだけでもないですし。何の説得力もない人たちが、生きていく話なんですね(笑)。でも、そんな人たちの様(さま)を見て、『自分の人生悪くないかな』って、元気になってもらえればいいかなと思います。皆さんで、いろいろ好きなことをしゃべりながら、私たちをどうぞ笑ってください」とコメントした。
“3人の元夫”もコメントを寄せた。岡田は「このドラマは、登場人物たちの私生活をのぞいているような感覚のドラマです。とわ子さんを含め、すごく愛おしいキャラクターがたくさん出てくるので、その人たちのちょっとしたつまずきから成長していくお話でもあると思います。3人の元夫がそろってしゃべっているところは、普通だったらありえないんですけど、この3人だったら、見ていられるなと(笑)。クスっと笑えるところもあります。ぜひ、火曜9時にこの登場人物4人を見ていただけたらうれしいなと思います」と語った。
角田は脚本を読んで「めちゃくちゃ面白いんですよね。で…『面白いな』と思って、『これをやるんだよな』って思って、『この面白さを壊しちゃいけないな』っていうプレッシャーが一気にきましたね。面白い作品になるように頑張ります」とコメント。松田は「坂元さんが描く会話劇を楽しんでやらせていただきたいなと思っています。テンポとか間とか、どうなるか想像するだけで笑えますね。笑いながら観てもらえるドラマになるんじゃないかと思ってます。ぜひお楽しみに」とメッセージを寄せた。