ワクチン接種で注目のアナフィラキシーとは? 長谷川理恵が息子の実体験告白

マイランEPD合同会社主催「アナフィラキシー啓発オンラインセミナー」が19日行われ、モデルの長谷川理恵が参加。自身も食物アレルギーを持つ子どもの母親として、経験を語った。

「アナフィラキシー啓発オンラインセミナー」に参加した長谷川理恵
「アナフィラキシー啓発オンラインセミナー」に参加した長谷川理恵

発症後、極めて短い時間で全身に現れるアレルギー症状の1つ

 マイランEPD合同会社主催「アナフィラキシー啓発オンラインセミナー」が19日行われ、モデルの長谷川理恵が参加。自身も食物アレルギーを持つ子どもの母親として、経験を語った。

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 アナフィラキシーとは、発症後、極めて短い時間で全身に現れるアレルギー症状の一つ。アレルギー専門医で昭和大学病院小児科の今井孝成教授は、発症した人の10人に1人は生命の危機に陥ることや、ワクチンなど薬物由来のものは5分程度での心停止の例もあることなど、意外と知られていないアナフィラキシーの恐ろしさについて講義を行った。

 卵、乳製品、クルミのアレルギーがある8歳の息子を持つ長谷川は「我が家はだいぶよくなって、卵だけ、牛乳だけとかでなければアイスやパスタ、ピザも食べられるようになりましたが、小さい頃はちょっとの量で咳をし始めて、ヒュー、ヒューと息をして、顔や全身が膨れ上がって、本当に怖くて……」と回想。

 アナフィラキシーの発作を止めるアドレナリン自己注射薬を投与した経験もあると言い「オーストラリアで一時的に現地の保育園に入れていたとき、友達のヨーグルトを食べてしまって、現地の先生に渡していたものを打ってもらった。1回目のときは持たせていなくて、先生から『どうして親なのに持ってないんだ!』と怒られてしまいました」と異国でのエピソードを交えて、アレルギーに対する理解の大切さを訴えた。

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