山手線30駅「家賃相場が安い駅ランキング」発表! 1位は8.5万円、最高は13.5万円
ニュースサイト「SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)」は、住まいや暮らしに関して調査を実施。「山手線30駅の家賃相場が安い駅ランキング2021年版」の結果を発表した。
「SUUMOジャーナル」がワンルーム・1K・1DKの物件を対象に調査
ニュースサイト「SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)」は、住まいや暮らしに関して調査を実施。「山手線30駅の家賃相場が安い駅ランキング2021年版」の結果を発表した。
東京の大動脈といえばJR山手線。交通利便性の高さも相まって人気も高い中、今回の調査ではワンルーム・1K・1DKの物件を対象にした全30駅の最新の家賃相場をランキング化し、トップ30を一挙に公開した。
1位は3駅(田端、目白、西日暮里)が8.5万円で並んだ。山手線で唯一北区に所在する田端駅。山手線と同じく東京の主要交通路線であるJR京浜東北線の快速運転も停車する。5位の駒込駅(8.8万円)との中間ほどに位置する「田端銀座商店街」は、昔ながらの下町情緒を感じることができる。
同率1位の目白駅は、20年の同率3位からランクアップ。学習院大学の所在地のイメージが強いが、ほかにも日本女子大学や川村学園女子大学の目白キャンパスの最寄駅で、文教地区に指定されているところも多いエリアだ。都会でありながら緑が多く、駅近くには大きな日本庭園の「目白庭園」がある。
13位の五反田駅(9.9万円)は、かつては歓楽街のイメージがあったが、近年はITベンチャーの街としての側面を強めている。有力なITベンチャーらが協力し、18年に「一般社団法人五反田バレー」を設立。五反田や品川区など地域の活性化につながる事業も行っており、変化する街の雰囲気をリアルに体験できるのは魅力だ。
20年3月に49年ぶりに山手線に開業した新駅、高輪ゲートウェイ駅は、五反田と同率の13位。港区に所在する駅では最高位となった。世界へ向けた国際拠点として再開発が進む品川エリアの象徴的な駅で、街の本開業は24年頃を予定している。