蒼井優のベッドシーンにきたろうが不満「俺はもっとエッチになって欲しかった」
女優の蒼井優が18日、都内で行われた映画「ロマンスドール」(タナダユキ監督、来年1月24日全国公開)の完成披露試写会に登場した。
美しくはかない、大人のラブストーリー「ロマンスドール」完成披露試写会
女優の蒼井優が18日、都内で行われた映画「ロマンスドール」(タナダユキ監督、来年1月24日全国公開)の完成披露試写会に登場した。
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タナダ氏の小説「ロマンスドール」が原作。主人公の北村哲雄を演じるのは俳優・高橋一生で、蒼井はその妻・園子役を務める。一目惚れをして結婚した園子と幸せな日常を送りながら、ラブドール職人であることを隠し続けている哲雄。仕事にのめり込むうちに家庭を顧みなくなった哲雄は、恋焦がれて夫婦になったはずの園子と次第にセックスレスになっていく。変わりゆく男女の感情をリアルに映し出した、美しくはかないラブストーリーだ。
高橋とは「リリイ・シュシュのすべて」以来19年ぶりの映画共演。当時14歳の蒼井は撮影の合間にカエルをつかんで遊んでいたという思い出を披露。年月は経ったとはいえ、あどけない姿を覚えている高橋は「まさか夫婦で」と感慨深げな表情を浮かべた。
そんな中、”暴走”したのは哲雄の師匠的存在であるドール造形士の相川金次役を演じたきたろうだ。「2日酔いでボーッとしています」と最初から不穏ムードのきたろうは、蒼井と夫婦を演じた印象を高橋が「お芝居をさせていただく時によく『会話はキャッチボールだから、キャッチボールをしてってくれ』ってよく言われたんですけど、蒼井さんとお芝居をするとジャグリングのようなんですよ」と語っているとチョッカイ。「エッチしている時も?」と切り込んだ。
高橋が勢いに負けて「エッチをしている時もジャグリングですよ」と答えると、さらに気を良くしたのか、2人のベッドシーンに言及。「なかなかきれいだよね。俺はもっとエッチになって欲しかったんだけど。きれいなんだもん」と不満を募らせた。
なおも「2人がリアルだと思うのはね、なんかお互いに恥ずかしそうなのよね。これがなんかいいんですよ、とってもリアルで」と畳みかけると、会場は爆笑に包まれたが、高橋は「エッチのシーン、メインで話さないで」とたまらずストップをかけた。
それでも終始、上機嫌だった蒼井は「タナダ監督とは10年ほどぶりの映画作りで、一生さんとは19年ぶり。本当に素敵な映画ができてとても嬉しいなと思っています。ご覧になった方に寄り添える映画ができたと思っています。楽しんで」と映画の魅力をPRし、手を振りながら舞台を後にした。