ケツメイシ、春の名曲「さくら」をリメイク MVでは久間田琳加が韓国アイドル目指す
2021年にメジャーデビュー20周年を迎えるラップグループ「ケツメイシ」が、05年に発表した代表曲「さくら」の新ミュージックビデオ(MV)「さくら」(2021年ver.)を16日に公開した。
久間田「私自身はダンス経験が0だったので不安でした」
2021年にメジャーデビュー20周年を迎えるラップグループ「ケツメイシ」が、05年に発表した代表曲「さくら」の新ミュージックビデオ(MV)「さくら」(2021年ver.)を16日に公開した。
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オリジナル「さくら」のリリースが05年2月16日ということで、16年の時を経て、新たな作品として生まれ変わった。同MVは3月31日発売のベストアルバム「ケツノパラダイス」のために制作され、今回主演にはドラマやバラエティーでも人気の久間田琳加と伊藤あさひが出演。さらに「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)などでも演出を担当したYuki Saitoが監督を務めた。
本作は、高校卒業後それぞれが夢に向かってひたむきに努力する姿を演じたストーリー仕立ての作品。ミク(久間田)が地元の高校の同級生という親近感ある女子高生から、韓国に渡り、K-POPスターに成長する一方、リツ(伊藤)は、怪我で挫折し夢を諦め、やがてパイロットを目指すことになる。そんな2人がそれぞれに抱く葛藤を描いた内容となっている。
出演した伊藤は「僕自身、ケツメイシさんの『ケツノポリス4』のCDを父親が運転する車の中でずっと聴いていて、今でもこの曲が大好きです。そんな楽曲の世界の中でリツを演じられたこと、とても光栄でした」とコメント。久間田も「私が演じたミクは、韓国アイドルを目指す女の子です。私自身はダンス経験が0だったので不安でしたが、練習はとても楽しく、そしてハードで難しくて、実際にミクの気持ちに寄り添えた気がします」と撮影を振り返った。
さらにYuki Saito監督も「大好きなアーティストの大好きな曲を新たな物語として紡ぐことができて、幸せです。桜が舞い散るのを見ると、この曲と共に淡い思い出がフラッシュバックしてきます。あの時に抱いた無垢な気持ちを大切に、夢、青春、恋愛、故郷、家族、ライバル、空、桜と自分の好きなものをストレートに込めました。伝説的なオリジナルMVをリスペクトしながら、新たな令和版『さくら』をどうぞお楽しみ下さい。みなさまの大切な思い出がヒュルリーラと心に咲くことを願っています」と述べた。