福士蒼汰、大島優子の眼前で“ソロリサイタル” 撮影現場でイルカ「なごり雪」を熱唱
俳優の福士蒼汰が14日、都内で主演するテレビ東京系ドラマ「神様のカルテ」(15日スタート、月曜午後8時)のオンライン会見を共演の清野菜名、大島優子、北大路欣也と行った。長野を舞台に患者を救うことに正面から向き合う若い医師の苦悩と成長を描く人間ドラマとなっている。
77歳の北大路欣也「もう1度青春に立ち返ったような新鮮な思いを抱くことができた」
俳優の福士蒼汰が14日、都内で主演するテレビ東京系ドラマ「神様のカルテ」(15日スタート、月曜午後8時)のオンライン会見を共演の清野菜名、大島優子、北大路欣也と行った。長野を舞台に患者を救うことに正面から向き合う若い医師の苦悩と成長を描く人間ドラマとなっている。
医師を演じる福士は原作を読んだ感想を「人が人を支えていると感じる作品」と語ると、役作りの苦労話を紹介。「今回は難易度が高いというか、文学的なせりふが多く、『私は、がいたんした』『ばっこする』など、ぱっと聞いて分からない言葉があって、いちいち調べたり、それをまくしたてるシーンもありました。難しいせりふが結構大変でした。毎日、できるか不安もありました」と明かした。その不安を消してくれたのは周りの支えとした。
福士が演じる医師の妻を演じる清野が「涙なしでは見られない作品」と語り、「疲れて帰って来る旦那さんをとにかく癒やしたいという気持ちで毎日撮影しました」と紹介すると、福士は「めちゃくちゃ癒やされました」と笑顔を見せた。
また、福士は、清野から「福士さんは思った以上にオタク気質だと思いました」と明かされ、さらに、「そこまで知らなくていいのにという細かい豆知識がすごい。説明されても分からない勉強系で素数や脂肪酸の話とか。言われても分からないことばかり。でも面白かったです」と言われていた。
福士は「気になったことは調べたいタイプなので。栄養とか1年前から調べだして、詳しく掘っていくと、また奥が見えるんです。掘っていくともっと良さそうな宝がありそうな方に近づいていくんです」と説明していた。
看護師役の大島も「台本を開くたびに泣いちゃいました」と語ると、福士の現場のエピソードを紹介。「福士さんはずっと歌を歌っているんです。びっくりしたのが、ぱっと顔を上げたら私に向かって歌ってくれていたんです。福士蒼汰のひとりミュージカルを見させていただきました。ソロリサイタル。イルカさんの『なごり雪』」と笑った。さらに「同じ歌をずっと歌う癖があるのかも」と福士の素顔を紹介していた。
主人公の師匠の医師を演じる北大路は福士について「主人公と僕との間は(年齢が)半世紀空いているんですが、僕の話をよく黙って聞いてくれていました。何をしゃべっているのかと思う瞬間もあったと思いますが」と紹介。福士は「楽しく聞いていました。レジェンドすぎる話ばかり。三船さんがね。勝さんがねとか」と感激した様子を紹介した。一方、北大路は同作に登場する若者たちの友情や温かい心に触れ「ぐっときた。今、77歳ですが、もう1度青春に立ち返ったような新鮮な思いを抱くことができた作品」と語った。
最後は、福士が同作について「人が人を支えていて、今、ここに存在している価値をこのテレビで感じると思う」とPRした。