18歳の南沙良、Netflix映画「彼女」出演へ 水原希子&さとうほなみ「愛」の本質問う注目作

女優でモデルの南沙良が、世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供する「Netflix」が製作する、Netflix映画「彼女」に出演することが決まった。4月15日から全世界同時配信となる。

南沙良【写真:(C)岩澤高雄(The VOICE MANAGEMENT)】
南沙良【写真:(C)岩澤高雄(The VOICE MANAGEMENT)】

日本発「Netflix映画」の2021年第1弾 4月15日から世界配信

 女優でモデルの南沙良が、世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供する「Netflix」が製作する、Netflix映画「彼女」に出演することが決まった。4月15日から全世界同時配信となる。

 原作は、女性2人の極限の愛憎を描いた、中村珍の「羣青」(小学館IKKIコミックス)。日本発「Netflix映画」の2021年第1弾作品でもある本作。「人を愛すること」「愛する人を守ること」の限界を描く。

 同性愛者の永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵。高校時代から七恵に恋をしていたレイは、彼女のために夫を殺害する。自分のために殺人まで犯したレイに疎ましさと恐ろしさを抱く七恵と、そんな彼女を生かすため、すべてを受け入れるレイ。互いに愛を欲しながら、絡み合わない思いをぶつけあう、レイと七恵。正しいことも悪いことも、愛も憎しみも限界を超えた彼女たちの逃避行が描かれる。自由気ままに見えて、実は同性愛者であることを家族に言えず生きづらさを感じているレイを水原希子、父に続き夫からもDVを受けて人生に絶望している七恵をさとうほなみが演じる。

 メガホンをとるのは「ヴァイブレータ」(2003年)、「軽蔑」(11年)、「彼女の人生は間違いじゃない」(17年)、「ここは退屈迎えに来て」(18年)など、孤独を感じている人々を鋭く、かつ情熱的に描き出してきた廣木隆一監督だ。

 18歳の若手女優・南の役柄はまだ発表されていないが、先の無い逃避行を続ける2人にどのように絡んでくるのか。日本の美しい景色を背景に、見る者に「愛」の本質を問うロードムービーに注目が集まる。

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