朝ドラ「おちょやん」新たな出演者6人発表 俳優・倉悠貴が主人公・竹井千代の弟役
NHKが12日、女優・杉咲花が主人公・竹井千代を演じる連続テレビ小説「おちょやん」の後半を盛り上げる新たな出演者が決定し、千代と幼少期に生き別れた弟の竹井ヨシヲを俳優・倉悠貴が演じると発表した
塚地武雅は漫才師役 NHKが後半を盛り上げる新たな出演者6人発表
NHKが12日、女優・杉咲花が主人公・竹井千代を演じる連続テレビ小説「おちょやん」の後半を盛り上げる新たな出演者が決定し、千代と幼少期に生き別れた弟の竹井ヨシヲを俳優・倉悠貴が演じると発表した
ヨシヲは千代が9歳で奉公に出されて以来、ずっと会えなかった最愛の弟。同作の序盤に子役が幼少期を演じていたが、成長した姿はこれまで登場していなかった。同局はヨシヲについて「喜劇女優として道頓堀で過ごす千代の元に現れる。本人によると、神戸の会社に勤めている」と紹介している。
倉は大阪出身の21歳。2019年1月期のフジテレビ系ドラマ「トレース~科捜研の男~」に出演し、20年公開の池田エライザ初監督映画「夏、至るころ」で主演を務めるなど若手実力派俳優として注目を集めている。
天海一平(成田凌)の母親役で板谷由夏、新たな劇団員役で前田旺志郎が出演するほか、漫才師役で塚地武雅が出演するという。NHKによると、しゃべくり漫才で名をはせる漫才師で、戦時中、防空壕に避難した千代と偶然、出会い、のちに、千代とともに出演したラジオドラマが人気番組になる設定だという。他に新たな劇団員役に藤山扇治郎、脚本家役で生瀬勝久が出演する。
杉咲は「以前にもご一緒させていただいたことのある方々が多く、本作での再会にご縁を感じとてもうれしく思っています。もう撮り終えた部分では、心が震えてしまうような瞬間や、抱きしめたまま離れたくないと思うほどに愛おしく感じる時間がたくさんあり、千代を演じることを通して自分自身が初めて経験するような気持ちにたくさん出会うことができました。撮影も残りわずかとなりましたが、これからご一緒させていただくキャストの方々とも、きっとそこでしか生まれない時間を過ごすことができるのだろうなと、すごく楽しみな気持ちと、心して臨むぞ、という気合がぐつぐつと湧いています。素敵な共演者の方々とご一緒させて頂けて幸せな気持ちでいっぱいです」とコメントした。
NHKは10日、「おちょやん」は5月14日が本編の最終回、5月15日が最終週を振り返る内容になると発表している。