女子高校生雀士を熱演の21歳女優「字牌を勉強しました」“石原さとみ似”の評判も

「ロンハー」ドッキリ企画での姿が話題に【写真:荒川祐史】
「ロンハー」ドッキリ企画での姿が話題に【写真:荒川祐史】

「ロンハー」ドッキリ企画で無茶振りも一生懸命取り組む姿が「かわいい」と評判に

 劇団員としての活動は新型コロナウイルス禍で大きな影響を受けた。「私は一昨年11月の『柿喰う客』さんとのコラボ公演以来、舞台に立てていなかったんですが、昨年末に約1年ぶりに舞台(『劇団4ドル50セントとろりえの年末』)に立ちました。久しぶりに劇団員と一緒にやってみると、私は自分勝手だったなと反省しました。同じ劇団員の前田悠雅ちゃんとかは劇団が有名になるために試行錯誤しているんですけども、私は全然そういうことを考えてなかったなって。今後は劇団としてSNSでも発信していきたいと話しているんです」。

 最近では、個人活動が活発だ。特に、テレビ朝日系「ロンドンハーツ」ではドッキリ企画で数々の無茶振りに一生懸命取り組む姿が「かわいい」と評判に。「びっくりしましたね。最初はアシスタントMCのオーディションと言われてきたんですが、変な催眠術をかけさせられたり、私だけかかってないのかなと思ったり…。番組のおかげで、いろんな方からSNSをフォロー頂きました。女性のフォロワーさんも増えましたね」と振り返る。

 昨年はツイッターでの活動を停止し、インスタグラムに移行。9万6000人以上のフォロワーがいる人気者だが、実はSNSは苦手だという。「ツイッターは合わないなと思ったんです。みんなが見る夕方にアップするとか、そういう工夫をできる方には向いているけど、私は1週間ぐらい更新しない時もあるし、頻繁に更新するときもあって、すごくムラがあるんです。それに比べてインスタは写真中心なのでやりやすいです。最近では、オーディションでも『フォロワーさんは何人ですか』と聞かれることが多いのですが、そこは実力とか人柄で見るものじゃないのかなって思ったりもします」。

 一部では、顔が女優の石原さとみに激似と評判になっているが、「いやいやいやいやいや。うれしいですし、光栄ですけども、個々として見て欲しいとは思います。普通に自分の画像をアップしただけなのに、『最近、寄せてる』って言われてしまうこともあったりしますが、比較論は幸せにならないから、自分の実力で安倍乙を知ってもらえるよう頑張りたいですね」とキッパリ。

 今後はどんな活動していきたいのか。「黒木華さんがすごく好きです。黒木さんのように何でも演じられる女優さんになれたら、と思っています」と意気込む。「自分はバラエティーも出演させてもらっていますが、バラエティーは難しいです。特にひな壇に座った時は。その場で、ぱっと気の利いたことを言える人って、すごいなって、感心しますね」。

「麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇」はシリーズものかと思いきや、現状は単発ものの配信。「監督との構想では、あと10人くらいと対決するみたいなので、ぜひ続編も作って欲しいですね」と期待する。安倍のマージャンの腕前も上がっていくかも!?

□安倍乙(あべ・おと)2000年1月18日、大阪府出身。17年より、秋元康氏プロデュースの「劇団4ドル50セント劇団員」として活動。グラビアで人気に火がつき、数々の雑誌の表紙を務め、テレビ朝日系「ロンドンハーツ」などバラエティーにも出演しマルチに活躍。156cm。趣味は人間観察。特技は人の特徴を捉えること。

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