黒柳徹子、45周年の「徹子の部屋」は“手抜きをしない打ち合わせ”が秘訣 「50周年」目標も
テレビ界のレジェンド・黒柳徹子が司会を務めるトークショー「徹子の部屋」(テレビ朝日系、毎週月~金曜、午後1時)が、2日に45周年という大きな節目を迎えた。黒柳が喜びを語るとともに、次なる目標・50周年に向けて、新たな決意を明かした。
2月2日に45周年を迎える 2010年にはギネス世界記録にも認定
テレビ界のレジェンド・黒柳徹子が司会を務めるトークショー「徹子の部屋」(テレビ朝日系、毎週月~金曜、午後1時)が、2日に45周年という大きな節目を迎えた。黒柳が喜びを語るとともに、次なる目標・50周年に向けて、新たな決意を明かした。
同番組は、1976年2月2日、故・森繁久彌さんを初回ゲストに迎えてスタート。開始当初から編集を加えない“生放送スタイル”を貫き、放送8961回を迎えた2010年4月27日には、同一の司会者による最多放送記録としてギネス世界記録に認定。その後も名実ともに日本を代表するテレビ番組として、途切れることなく放送を続けてきた。
45周年という大記録を成し遂げた黒柳は、「ものすごくうれしいです! 毎日毎日ゲストの方をお招きしてお話をうかがってきましたが、45年という長い歳月がたったんだなと思うと、やはりすごいことだなと自分でも驚いています」と喜びをあらわにした。「ゲストの皆さま方がきちんと収録に来てくださったことが大きかったと思います。そんな素敵なゲストの方々を選んでくれるスタッフはもちろん、彼らとの“手抜きをしない打ち合わせ”をとても大事にしてきました。だからこそ、生放送のようにお話をうかがうことができるのですから」と番組が続いた秘訣(ひけつ)を明かし、ゲストやスタッフへの感謝を口にした。
さらに、「私、ときどき自分でも番組を見るのですが、『徹子の部屋』ってやっぱりとっても面白い(笑)! 自分でも面白いなと思えるなんて、とてもありがたいことだなと思っています」と、誰よりも自分自身が楽しみながら番組の歴史を積み重ねてきたことも打ち明けた。
45年の歴史の中で、収録に行きたくないなと思ったことについて聞かれると、「一度もありません!」と答えた。「私にとってスタジオに行ってゲストの方々とお話しするのがいちばんの楽しみ! 私、スタート当初は1年間でゲストが底をつくと思っていたの。でも45年もの間、いろいろなゲストがいらしてくださって、当日ドタキャンされる方もなく、本当にすべてがラッキーでした。ただひとつ残念なのは、昨年お亡くなりになったショーン・コネリーさんをゲストに迎えることがかなわなかったことです」と話した。
新たな目標へ意欲も高まる。「きりがいいのは50周年なので、それをとても楽しみにしています」と次の目標も掲げ、「今、私が元気なのは毎日、ジャイアント馬場さんに教えていただいたヒンズースクワットをやっているおかげ。とにかく体の元気を保って楽しくやっていきたいと思っています。これからもどんなゲストとの出会いがあるのか、期待でいっぱいです」と意気込みを披露した。