アントニオ猪木氏、レオン・スピンクスさん追悼「あちらでもきっとアリ選手たちと楽しく語らっている」
“燃える闘魂”アントニオ猪木氏が8日、5日に亡くなったプロボクシングの元WBA・WBC世界ヘビー級王者レオン・スピンクスさん(享年67)を追悼した。
1986年10月、異種格闘技戦で激突
“燃える闘魂”アントニオ猪木氏が8日、5日に亡くなったプロボクシングの元WBA・WBC世界ヘビー級王者レオン・スピンクスさん(享年67)を追悼した。
2人はともにモハメド・アリと対戦した経験がある。猪木氏が日本武道館でアリとの「格闘技世界一決定戦」を戦った後の1978年、スピンクスさんはアリから世界王座を奪取し、「世紀の番狂わせ」と呼ばれた。
その後、スピンクスさんはプロレスに参戦。猪木氏は86年10月、新日本プロレスで、3分12Rの異種格闘技戦で激突し、これを制している。
猪木氏は「レオン・スピンクス選手の訃報を聞き、心から哀悼の意を表します。私の生涯のライバルであるモハメド・アリ選手から王座を奪った選手ということで他の選手とは違う意識がありました。67歳での若き逝去が残念でなりません。良い旅立ちとなる事を心から願っております。あちらでもきっとアリ選手たちと楽しく語らっている事でしょう。さようなら、レオン・スピンクス。アントニオ猪木」と戦友の早すぎる死を悼んだ。