柏木由紀、約14年間のアイドル人生を表現したMVが完成 「土砂降りシーン」はテイク5に
AKB48の柏木由紀が3月3日に発売するニューシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」ミュージックビデオ(MV)が解禁となった。暴風・火災・豪雨のいばらの道を抜け、たどり着いたその先。約14年間のアイドル人生を表したWACK渡辺淳之介氏の“ドS”プロデュースのMVが完成した。
鬼才・WACK渡辺淳之介氏がプロデュース 真冬に撮影
AKB48の柏木由紀が3月3日に発売するニューシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」ミュージックビデオ(MV)が解禁となった。暴風・火災・豪雨のいばらの道を抜け、たどり着いたその先。約14年間のアイドル人生を表したWACK渡辺淳之介氏の“ドS”プロデュースのMVが完成した。
AKB48として約14年、グループ最年長で今年30歳を迎える柏木。まさにアニバーサリー・イヤーとなる2021年、レーベルを移籍し、CDとしては7年5か月ぶりのソロシングルリリースだ。今回、BiSH、豆柴の大群が所属し、独自路線を突き進むプロデュース法が業界内で話題沸騰の鬼才、WACK代表取締役の渡辺氏をプロデューサーに迎え、新たな“柏木由紀”に迫る作品を放つ。
20年5月、AKB48総合プロデューサーである秋元康氏が監修するTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」で出会った柏木由紀と渡辺氏、生放送中に秋元氏から「ぜひ、渡辺さんに柏木をプロデュースしてほしい」との連絡をきっかけに本プロジェクトは水面下で進められた。
秋元氏を仲介に何度も打ち合わせを重ね、「柏木由紀のこれまでとこれから」をテーマに渡辺氏による指揮のもと制作されたMV。早朝からスタジオでのバンドシーンを撮影し、その後ロケ。柏木いわく「こんなこと今までやらされたことない!」と、真冬の極寒のなか、風に吹かれ、火に炙られ、土砂降りの雨に打たれ、トンネルをさまよう。光の先にたどり着いた世界は、夕焼け映える絶景。約14年間のアイドル人生で、つらく厳しい道のりを努力と持ち前の前向きさで乗り越え、今の境地に達した柏木由紀をその“ドS”な演出で見事に表現している。
「土砂降りシーン」はテイク1のみで撮了のはずが、結果的にテイク5に……。しかし、そんな厳しい現場でも、弱音、文句の1つも言わず乗り切った。久しぶりのシングルリリース、そして渡辺氏プロデュースという新たな環境下で“希望しかない”姿が印象的な夕焼けのラストシーン。柏木のプロジェクトはまだ始まったばかりだ。
柏木は「風、雨、火。何かの試練、罰ゲームかな? と正直はじめは思ってしまいました。。(笑)」と振り返った。「しばらくAKBでぬるま湯に浸かっていたので、、久しぶりに初心を思い出して、とにかく一生懸命取り組みました!!飾らない今の等身大の柏木由紀を詰め込んでいただけて大満足です」とMVへの思いをコメントした。
「渡辺淳之介さんも、MVの監督さんや撮影現場のスタッフさんも、優しくて安心しました。良い意味で遠慮なく、ぶつかっていけたと思います。このMVを観て、これからのアイドル像、柏木由紀を感じていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。