樹海の負のイメージ一新 樹海は「生きる喜びを体感」の場 動画公開が話題に
富士山麓の青木ヶ原樹海のイメージを変えようと東映株式会社と山梨県が連携。3日にイメージアップ動画を公開して反響を呼んでいる。
東映株式会社と山梨県が連携
富士山麓の青木ヶ原樹海のイメージを変えようと東映株式会社と山梨県が連携。3日にイメージアップ動画を公開して反響を呼んでいる。
山梨県内では毎年200人前後が自ら命を絶っており、深刻な状況となっている。中でも青木ヶ原樹海は特にハイリスク地と言われ、自殺企図者の来訪が後を絶たない。
動画は、この状況を、根本から変えるためには樹海の負のイメージを払拭させる必要があると判断し、作成された。
西暦864年の貞観噴火で焼け野原となった地に、千年以上をかけて草木が芽吹き再生した青木ヶ原樹海を、“いのちの息吹”や“たくましい生命力”を感じるパワースポットとして紹介。
キャストには5日に公開される映画「樹海村」に出演する女優の大谷凜香を起用し、コケむした溶岩の上に青々と繁茂する美しい木々や、噴火の力強さを感じる風穴など魅力を伝えている。
樹海が「生きる喜びを体感」できる場所であることを広く知ってほしいという強い思いを込めている。
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【動画】青木ヶ原樹海は「生きる喜びを体感できるパワースポット」…実際のイメージアップ動画(15秒バージョン)