坂本龍一が作曲、つんく♂作詞で初の共同楽曲 小児がん治療チャリティーのテーマ曲を制作へ
坂本龍一が作曲、つんく♂が作詞の共同制作を行う小児がん治療支援チャリティーライブのテーマソングの楽曲制作が決まった。
河村隆一、ISSA、持田香織ら総勢21組の豪華アーティストが参加
坂本龍一が作曲、つんく♂が作詞の共同制作を行う小児がん治療支援チャリティーライブのテーマソングの楽曲制作が決まった。
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歌唱には、今年度のライブに出演する、YU-KI(TRF)、hitomi、ピコ太郎をはじめ、河村隆一、ISSA(DA PUMP)、鈴木亜美、持田香織(Every Little Thing)、倖田來未、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、大野雄大&花村想太(from Da-iCE)、FANTASTICS from EXILE TRIBEら、総勢21組の豪華アーティストが参加する。
AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.が活動をサポートする小児がん基金一般社団法人「Empower Children」は、毎年2月15日の「国際小児がんデー」に開催している小児がん治療支援を目的としたチャリティーライブ「LIVE EMPOWER CHILDREN」プロジェクトの一環として、テーマソング「My Hero~奇跡の唄~」の楽曲制作・配信を行うもの。自身が“がん体験者”であり、本プロジェクトに賛同した坂本龍一の楽曲提供、つんく♂の作詞提供が実現した。
さらに、小児がんを経験して克服した子どもたちを中心とした“LECこども合唱団”も参加している。配信及びCDジャケットは、世界的なポップ・アーティストであり、自身も精力的にチャリティー活動を行っているロメロ・ブリット氏が、オリジナルアートを描き下ろした。2月15日から配信がスタートする。チャリティーライブで集まった寄付金に加え、本テーマソングを通じて得られた収益もチャリティー基金として全額寄付を行う。
なお、同日午後4時から無観客及び無料・生配信で開催される小児がん治療支援ライブ「LIVE EMPOWER CHILDREN 2021 supported by Aflac」では、本テーマソングを出演アーティスト全員で初披露する予定だ。
坂本は「この度、小児がん治療支援のためのテーマソングを書かせていただきました」と報告。「この曲はお子さんを含め、幅広い年代の人達が簡単に覚えられて、皆んなで歌えるようにと思って作ったものです。僕の曲の中でもそういった曲は非常に珍しくあまりないのですが、そういう意味ではなかなか難しかったです」と解説した。
そのうえで、「作詞はつんく♂さんにお願いしました。つんく♂さんとはメールで何度もやり取りをして、詩にあわせてメロディーを変えてみたり、逆にメロディーにあわせて少し詩を変えて頂いたりしました。実はつんく♂さんとコラボレーションするのは初めてなんですが、とてもスムーズに共同作業が出来たと思います。この曲を通して少しでも多くの方に小児がんのことを知って頂けること、そして支援の輪が広がっていくことを願っています」とコメントした。
一方のつんく♂は「子供が、未来を作ります。彼らが元気であれば、世界も元気になるはずです。そんな想いを込め、坂本龍一さんと一緒に音楽を作りました。とてもうれしく、誇りに感じております」と感想を寄せた。
坂本と共作が決まったことで、「改めて考えました。我が子のこと、自分の病気のこと。コロナと闘う世の中を見ながら、そんな中でもがんや生まれつきのハンデキャップや病気と闘っている闘病者がいるという事実があること。溢れてきた想いを歌詞にしたためました。子育てしてきて、そして芸能界の中でキッズを育成してきて、今思うことは、彼らに必要以上のことを望んでしまっているな、ということ。笑って無邪気にはしゃいでいる姿を見せてくれるだけで十分幸せなのに、『もっと出来る!』『もっと他に!』と、より多くをね」と思いを込めた。
さらに、「この世の未来を支える世界中の子供たちの『笑顔』や『頑張り』に敬意を払い、大人が彼らを制限することなく、もっともっと自由な発想で日々を過ごしてほしい。そんな気持ちで本作を仕上げました。本プロジェクトに、たくさんの歌手のみなさんが参加くださったこと、心より感謝いたします。チャリティーイベントも開催いたしますので、みなさまからの支援、御援助いただけば幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします!」とメッセージを寄せた。