成田凌主演&松居大悟監督の最新作 主題歌はウルフルズの書き下ろし曲に決定
成田凌が主演を務め、友人の結婚式のため再集結したアラサー男子6人を描く映画「くれなずめ」(松居大悟監督)の公開日が4月29日に決定した。ポスタービジュアルと予告映像、ウルフルズが本作のために書き下ろした主題歌も合わせて解禁となった。
松居監督自身の実体験をモチーフに書かれたオリジナル舞台劇を映画化
成田凌が主演を務め、友人の結婚式のため再集結したアラサー男子6人を描く映画「くれなずめ」(松居大悟監督)の公開日が4月29日に決定した。ポスタービジュアルと予告映像、ウルフルズが本作のために書き下ろした主題歌も合わせて解禁となった。
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ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや映画「アズミ・ハルコは行方不明」など、多岐に渡る活躍を見せる松居監督が、成田を筆頭に個性派の俳優たちを迎えた本作。かつて松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化した。
高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興(赤フンダンス!)をやるべく5年ぶりに集まった。久しぶりに出会った彼らは、その余興の後、“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に思いをはせる。「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの? まあいいか、そんなのどうでも」。そう、僕たちは認めなかった。友人がある日突然、死んでしまったことを――。この微妙な“狭間”の時間に起こる出来事は見るものの予想を超えていく。
主題歌は、松居監督たってのリクエストで実現した。本作のためにトータス松本が書き下ろしたウルフルズの新曲「ゾウはネズミ色」だ。松居監督は「ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。間違い続けて、映画『くれなずめ』を作ってよかったです」と熱い感謝を述べ、主演の成田も「初めて聞いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、曲が入るのかって思ったら鳥肌が立ちました」と絶賛する。
この曲は、トータス松本が、劇中で6人が赤フン姿でダンスを披露する曲「それが答えだ!」の「アンサーソングを意識して作りました」という。「あれから約20年たって、『答えとは何か』と言えるようになっているかというと全然そんなことはない。生活していく上でいろんなことは学ぶけど、『答え』にはたどり着かないということが、昔よりもさらによく分かってきた。だけど『そういうもんなんじゃないの』と思っています」とコメントを寄せた。