須田亜香里らが明かすSKE新曲の裏側 松井珠理奈卒業に「不安な気持ちもあります」
アイドルグループ「SKE48」が2月3日に、松井珠理奈(23)の卒業シングルとなる「恋落ちフラグ」をリリースした。発売記念インタビューの第1回では、須田亜香里、古畑奈和、大場美奈、惣田紗莉渚、選抜常連メンバーが、ニューシングルの注目ポイント、ミュージックビデオ(MV)撮影の裏側を明かしてくれた。
SKE48「恋落ちフラグ」特別インタビュー第1回〈全5回〉
アイドルグループ「SKE48」が2月3日に、松井珠理奈(23)の卒業シングルとなる「恋落ちフラグ」をリリースした。発売記念インタビューの第1回では、須田亜香里、古畑奈和、大場美奈、惣田紗莉渚、選抜常連メンバーが、ニューシングルの注目ポイント、ミュージックビデオ(MV)撮影の裏側を明かしてくれた。(取材・構成=イシイヒデキ)
――前作から1年以上間隔が空いてのニューシングル・リリースとなりました。SKE48としては、これだけ間隔が空くのは初めてのことですが、リリースが決まった際はどんなお気持ちでしたか。
須田「新型コロナウイルスの影響やいろんな状況が重なって、1年以上間隔は空いたのですが、その間もオンラインでの交流などがあり、ファンのみなさんとはずっとつながっていました。なので、停滞感というのは感じませんし、今しか楽しめない交流を経てのニューシングルなので、ワクワク感が大きかったです」
古畑「久しぶりのシングルということで、私もワクワク感が高まり、純粋にMVの撮影も楽しめました。この1年で、さらにSKE48愛が深まったと感じました」
――卒業シングルの表題曲「恋落ちフラグ」を初めて聞いたとき、どんな印象を受けましたか。
大場「卒業となると寂しい気持ちになるのですが、明るい曲調、歌詞だったので、すごく耳に残りましたし、神曲になる予感がしています。私たちメンバーは、完璧なおじゅり(松井)も、弱いおじゅりも見てきた分、笑顔で卒業の日を迎えてほしいと思っています。最高の笑顔で踊るおじゅりを見られて、本当にうれしかったです」
惣田「元気ではつらつとした曲調で、かっこいいダンスがあり、しかもラップまである。サビに長い英語の歌詞があるのも特徴のひとつなんですが、珠理奈さんは海外の方からも人気があるので、そこもぴったりです。卒業の寂しさを感じない、本当に珠理奈さんらしい曲になっています」
――ダンスの振り付けは、世界中から注目を集めるダンスパフォーマンス・グループ「s**t kingz(シットキングス)」のshojiさんが、初めて担当しました。どんな指導があったのでしょうか。
須田「ダンスをまとめるのではなく、気持ちをまとめることから始めていただき、人生が変わるんじゃないか! というくらい、大きな刺激を受けました。一生の宝物になるような言葉をいただいて、本当に貴重な時間でしたね」
古畑「若いメンバーは、先輩よりも出番が少なかったり、見えにくいポジションでパフォーマンスすることもあるのですが、その子たちが映った時、よりキラキラ輝けるように、そんなことにも注意しながら指導してくださりました」
――全員参加の「恋落ちフラグ」は、MVを6チームに分けて撮影しました。古畑さんと大場さんはセクシーチームとしてパフォーマンスをしましたが、撮影はいかがでしたか。
大場「中部国際空港セントレアの動く歩道で撮影をしたのですが、本当に大変でした。傾斜のある場所で、ターンに苦戦しましたね。なんとか踏ん張って踊っていたのですが、セクシーチームなので、表情はクールに。若いメンバーのポジションほど傾斜があったので、みんな大変だったと思います」
古畑「よく雪崩れ落ちなかったよね(笑)」
――須田さんと惣田さんが参加したチームの注目ポイントは。
惣田「あかりんさん(須田)と私は、クラシックバレエの経験を生かして、足をあげたり、アクロバットな動きもあり、見せ場があります。全体的に背の高いメンバーが多くて、手の動きをそろえたり、キレイなパフォーマンスが見せられたと思います」
須田「私たちもセントレアで撮影したので、新しいSKE48の聖地が増えたこともうれしいです」