三代目・岩田剛典とアイドラ・YU 幼なじみの2人が初めて語ったお互いの関係性

「物心つく前からの、ガチの幼なじみ」という2人【写真:ENCOUNT編集部】
「物心つく前からの、ガチの幼なじみ」という2人【写真:ENCOUNT編集部】

岩田がYUに対して抱く、仕事上のコンプレックスとは

――仕事上でのお互いの印象は。

 YU「なんていうか……輝いてますよね。地に足つけてちゃんと仕事してる。今回の映画も見て、冷徹な役なんだけどその中にも親友を思う気持ちがあって、すごくガンっぽいなと。もちろんあそこまで冷酷ではないですけど、無理をするより自分を出す演技をしていたなと思いましたね ガンちゃんは」

 岩田「そうやって分析されるのが恥ずかしいんだって! でも、確かに自分とかけ離れてるところはそこまでなかったかも。さすがの分析力だなと(笑)。YUは賢いんですよ。自分自身のブランディングとか、すごく先のことまで考えてる」

 YU「自分を取り繕わないようにはしてる。自分っぽい歌詞、自分らしい表現。自分らしさを出すってことにはすごく気をつけてるかな」

 岩田「YUはいい意味で僕より自由で、それがうらやましくもある。エンタメと音楽って、微妙に違う業界じゃないですか。自分の言葉、自分の歌詞で自分のアイデンティティーを表現できるところは、素直にリスペクトしますし、YUの作詞の才能とか感性については大人になってから気づいたので、こんなことを感じながら生きてたんだというか……。2人で海外もあちこち行きましたけど、YUはいろんな国で、いろんなアートに触れてインスピレーションを磨いてる。そんな自分にないものをうらやましく思うこともあります」

――あらためて、対談を終えての感想と2021年の目標を。

 岩田「やっぱり恥ずかしいですよ、今さら面と向かってお互いのことを話すのは(笑)。昨年はエンタメ界にとっても苦しい1年となりましたが、エンタメを止めてはいけないと思ってる。今は苦しくとも少しずつ活気づけて、お客さんを入れての有人ライブができるような1年になったらいいと思います」

 YU「物心つく前から一緒にいて、今こうして2人で仕事ができてるのは僕自身も感慨深い。今回の対談は両親にも見せて、2人とも大人になったってところを見せたいかな。昨年は音楽業界を取り巻く状況に悔しい気持ちがあったけど、もう嘆いていても仕方ない。このシチュエーションすらもプラスに変えられるような、そんな1年にしたいですね」

□岩田剛典(いわた・たかのり)1989年3月6日、名古屋市出身。慶応義塾大学4年時の2010年に「三代目 J Soul Brothersのパフォーマーオーディション」に参加。同年9月18日、正式にメンバーに選ばれる。愛称は岩ちゃん(ガンちゃん)。

□YU(ゆう)1989年2月26日、名古屋市出身。2012年に東京・表参道で結成されたロックバンド「I Don’t Like Mondays.」のボーカル。モデルの河北麻友子、嵐の櫻井翔、King&Princeの永瀬廉、Snow Manの岩本照など多くの芸能人がファンを公言している今注目のバンド。

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