ダンサーは著作権の問題でYouTubeアップが困難…「s**t kingz」が語る現実と希望
アメリカ最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」で2年連続優勝し、世界から注目を集める4人組ダンスグループ「s**t kingz(シットキングス、通称シッキン)」が1月27日、初の見るダンス映像アルバム「FLYING FIRST PENGUIN」を発売した。ダンサーが発売するアルバムとは一体、どんなものなのか?
初の見るダンス映像アルバム「FLYING FIRST PENGUIN」を発売
アメリカ最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」で2年連続優勝し、世界から注目を集める4人組ダンスグループ「s**t kingz(シットキングス、通称シッキン)」が1月27日、初の見るダンス映像アルバム「FLYING FIRST PENGUIN」を発売した。ダンサーが発売するアルバムとは一体、どんなものなのか?
――ダンスを見る映像アルバム=見るバム。全8曲の映像集(ブルーレイ)&音源CDに加え、メンバーが楽曲に合わせ、ダンスを披露する100分以上の特典映像がついているという中身です。どういう経緯で生まれましたか?
shoji「僕たちダンサーは音楽ありきで作品を作っています。音楽に魂を込めて振り付けを作ったとしても、著作権の問題でYouTubeなどにアップすることが難しい現状もあり、この時代に自分たちがいたのに何も残らないな、と思ったんです。最初はソロのダンス映像を撮るところから始まりました」
――題名は「FLYING FIRST PENGUIN」。ファーストペンギンとは天敵がいるかもしれない荒波に向かって、勇気を持って飛び込んだ最初のペンギンのこと。先駆者という意味ですね。
Oguri「題名は先駆者、先陣を切るみたいなワードがいいなって話し合ったんです。いろんな候補がある中、ファーストペンギンがみんなの心に引っかかった。でも、そのままじゃなぁとなった時に、じゃあ、ペンギンを飛ばしたらいいんじゃないか、と(笑)」
――タイトル曲「FFP」はペンギンの格好をした30人のダンサーたちと滑走路で踊るというもの。少し怖い感じもしましたが、すごい迫力でした。
shoji「基本的に映像のアイデアや音楽の方向性は僕たち発信で、プロデュースしています」
Oguri「撮影は長野県のどこか。前日の夜12時に出発して、撮影は早朝から夜まで。行きと帰りの記憶はほとんどない。起きたら、着いていた(笑)」
kazuki「あれが長野じゃなくて栃木ですって言われたら、そう思ってしまう感じ。すごいだだっぴろい滑走路みたいなところで撮らせてもらったので、本当に他の人に誰1人も会ってないんですよ」