Matt「今年は加工しかしていない1年でした」“Matt化”ブームに苦笑
元プロ野球投手の桑田真澄氏の次男でアーティストのMattが13日、都内で雑誌「VOCE」が主催する「BEST COSMETICS AWARDS 2019」にスペシャルゲストとして登壇した。
「BEST COSMETICS AWARDS 2019」で美容トーク
元プロ野球投手の桑田真澄氏の次男でアーティストのMattが13日、都内で雑誌「VOCE」が主催する「BEST COSMETICS AWARDS 2019」にスペシャルゲストとして登壇した。
植松晃士、林みなほがMCを務める中、白いタキシード姿のMattは特別賞「最もニュースな美容人2019」を受賞。続いて「美容流行語大賞」の発表を見届けた。5位に「美肌菌」が入ると、「顔って菌がいないとダメだと思っていて、全部(汚れを)落としたからきれいというわけじゃなくて美肌菌がいることできれいになることを最近知ったので」と“解説”。これには植松も「Mattさんは“無菌”というイメージだったんですけど、美肌菌はありだったんですね」と驚きの表情を浮かべた。
そして、1位に「メンズ美容」が選ばれると、Mattは「嬉しい。すごい嬉しい!」と大喜び。
「今年1位が『メンズ美容』で、こんなにもメンズ美容が持ち上がると思っていなかったのですごく嬉しい。インスタを通して男の子から『もっとメイクをしたい』とか、『自信を持ってメイクできたらいいな』とメッセージをいただくので、ボクが大きく一歩出ることで、その中で彼らが少しでもメイクできたり、美容に力を入れたりとかができていってるのかなと思って、少し背中を押してあげているのかなと思って、それがボクの仕事でも勇気につながって、これからもメンズ美容を盛り上げていきたいなと思いました」と話した。
イベント後には囲み取材に応じ、大流行している画像加工“Matt化”について言及。「今年は加工しかしていない1年でした。こんなに人の顔を見る年はないなっていうぐらい人の顔をズームして加工してみたいなのがずっと続いていたので」と苦笑した。Matt化した人数については「数え切れない。数えてもらっていいですか? いつも毎晩、スキンケアの後に加工タイムが待っている。2時間ぐらい、人の顔を見つめながら、その後寝る」と舞台裏を明かした。
最も加工が困難な著名人を問われると、「俳優さんとか味のある顔の人、塩顔とか逆に難しくて、整えちゃうとちょっとおかしいんですよね。味が出ているからこのままでいい。自分の中で“この人は加工しないほうがいい”みたいな人もいて、その中に桑田真澄も入っている。パパはホクロを取るぐらいですかね。1回パウダー塗ろうとしたら怒られて『やめて』って言われました。ホクロ取ったら? やり手の皮膚科医みたいになって、ツルツルになってちょっとやめようと」と振り返った。
Matt化ばかりが注目された1年だが、来年は本業の音楽活動に力を入れる予定。「クリスマスイブに自分の曲のフルバージョンを配信するのでその反応も楽しみ」「まだ歌っていうことをテレビでやっていない。ピアノだけ。自分が中心になって、何かものを届けるということをちゃんとやっていきたいなと思います。今まではメイクを通して自分を表現してきたので、音楽を通して自分のやりたいことを伝えていけたらいいなと思います」と抱負を述べた。
広瀬すずが今年の「最も美しい顔」に
また、今年の「最も美しい顔」には女優の広瀬すずが選ばれた。純白ノースリーブドレス衣装の広瀬は「私なんかでよろしいのかって思うくらい光栄」と謙遜。「長丁場の現場が多かったので、新鮮な1年だったと思いますけど、辛抱強くなりました」と、朝ドラや舞台で多忙だった1年を回顧した。クリスマスの予定については「毎年サラって終わっていく。食べ物とかでクリスマスを感じたいと思うんですけど、ケーキとかチキンとかも食べたりしないので…」とやや寂しげに話した。