「まんぷく」出演で人気の小川紗良 メモリアルな今年の漢字「幸」に込めた意味とは?

情報バラエティー番組「サン・ジェルマン伯爵は知っている」で新たな分野にも挑戦

――今年4月から情報バラエティー番組「サン・ジェルマン伯爵は知っている」(テレビ朝日系)にレギュラー出演しています。小川さんにとって新しい分野です。

「今年新しく挑戦できたことです。バラエティーはまた役者業とも全然違います。役者の時は、その役として出るわけじゃないですか。でも、バラエティーは基本的に、自分自身として出なければいけない。自分としてどういう風に立ち振る舞いをしていればいいのだろうと、最初はすごく考えていました。それが、5回目ぐらいの時に、モーニング娘。さんがゲストで来てくださりました。そのときにすごく素の自分が出て、テンションがものすごく上がったので、そこで気が楽になりました。バラエティー番組は、自分が楽しくやることが一番伝わるんだなと思うようになりました。モー娘さんにすごく助けていただきました」

――ハロー!プロジェクトがお好きだと聞いています。

「はい好きです! 明日もライブに行きます。Juice=Juiceさんのライブです」

――ハロプロの個別のグループとしてというより全体が好きなのですか。

「やっぱり最初はモー娘さんだったんですよ。小さい頃にすごく大好きで。20歳を超えた時に、またモー娘に帰ってきたみたいな感じなんですけど、そこから派生していって、今は全体が好きです」

――ライブは頻繁に行くのですか

「もうライブに行くために生きているみたいな感じで(笑)。すごく好きです。最近はモー娘さん以外も行きます。Juice=Juiceさんやアンジュルムさん。『ハロコン』にも行きます」

――選べないかもしれませんが、メンバーは誰が好きですか。

「みんな本当にみんな大好きなんですけど、最近私はJuice=Juiceさんの宮本佳林さんのソロライブに行ったんですよ。その時にかなり感動しました」

――映像監督として活動しているだけに、いつかJuice=Juiceのミュージックビデオを撮りたいですね。

「それはすごく願っています。ものすごくミュージックビデオを観ているので。ぜひやってみたい気持ちがあります」

――女優業としての挑戦について、やってみたい役柄はありますか。

「私が今までやってきた役は、いい子の役が多かったです。まだまだやったことのない役はいっぱいあるので、例えば、悪役に挑戦したいです。そういう逆のことにも何か触れられたらいいなということを思っています」

――悪役に惹かれる理由はどんなことでしょうか。

「やっぱり人間味があるじゃないですか。その悪役が悪になった背景とか、悪役にもたまに垣間見えるいいところが好きなんです。悪役だからこそ出る人間味というのがあるのだと思っています。だから自分も、そういうところに挑戦できたらいいなと思っています。(ドラゴンボールで言えば)フリーザが好きです」

――これからどんな女優さんになりたいですか。

「地に足のついた人間味のある女優さんです。自分の生活や人生も大事にしながら、女優としてのキャリアを積んでいけたらいいなと思っています」

――クリエイターとしての面も含めて、今後はどのような将来像を描いていますか。

「みなさんからは『女優、監督、たまに執筆』とか、『三足のわらじ』と言っていただくことが多いんですけど、私の中ではあまり肩書きを絞りたくないという思いがあります。これと決めずに。もうとにかく、ものづくりが好きという気持ちが一番大きいので。また別に違うことだったとしても、目の前にやってみたい、面白そうだな、と思うことがあったら、飛び込んでいけたらいいなと思っています」

□小川紗良(おがわ・さら)1996年6月8日、東京都生まれ。高校時代に雑誌モデルに選ばれ、学校行事を撮影・編集して校内で上映するなど、映像にも取り組む。2018年秋から本格的にテレビドラマに進出。今年はNHK連続テレビ小説「まんぷく」や「向かいのバズる家族」(日本テレビ系)に出演するなど、女優として飛躍。情報バラエティー番組「サン・ジェルマン伯爵は知っている」(テレビ朝日系)にも出演。映画監督作品は「最期の星」(18年)など3作品。今春に早稲田大学を卒業。AbemaTVで放送中のオリジナルドラマ「フォローされたら終わり」では、ヒロインを演じている。https://abema.tv/video/title/90-1316 

衣装協力:クリエイトクレイル
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