「まんぷく」出演で人気の小川紗良 メモリアルな今年の漢字「幸」に込めた意味とは?
2019年に一段と輝きを増した女優。その一人が小川紗良(23)だ。役者、映画監督、文筆業と多彩な顔を持ち、クリエイターとしても活動の幅を広げる。アイドルやアニメも大好きという期待の星が、女優としての成長や今後の抱負について語った。
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2019年に一段と輝きを増した女優。その一人が小川紗良(23)だ。役者、映画監督、文筆業と多彩な顔を持ち、クリエイターとしても活動の幅を広げる。アイドルやアニメも大好きという期待の星が、女優としての成長や今後の抱負について語った。
――今年にNHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演して注目を集めました。安藤サクラさん演じるヒロインの娘役でした。得られたものは。
「安藤さんと共演できたこと、松坂慶子さんもそうですけど、大きな経験となりました。朝ドラの現場特有なのかもしれないですけど、安藤さんや松坂さん、長谷川博己さんを含めて、役者さんだけでなく、スタッフさんも一緒になって本当に家族のような雰囲気でした。楽屋でみんなで、出てきたご飯を食べて、そういう時間を共有しながら撮影を進められたことはすごく大きかったです」
――普段からのコミュニケーションが演技ににじみ出るものなのですね。
「その現場だけではなく、現場以外の時間も含めたコミュニケーションの大事さについて、朝ドラの現場ですごく感じました。『まんぷく』は食をテーマにしていたので、楽屋でみんなでご飯を食べる時間は、私は大事なものだと思っていました。安藤さんはヒロインでありながら、そういう時間を一緒に過ごしてくださる余裕があるところが素晴らしいなと思いました。尊敬しています」
――2019年は多くの注目ドラマに出演しました。充実した1年になりました。
「毎年の年明けに、今年の目標を漢字一字で決めています。今年の1月からちょうど、私が出演する場面の『まんぷく』の撮影が始まったので、これはメモリアルだなと思いました。朝ドラの役名が『幸』だったので、今年の漢字は『幸』にしました」
――まさにぴったりですね。
「ハッピーに過ごせたらいいなと。何事も前向きにとらえてやっていけたらということを、今年の最初に思いました。いま1年が終わろうとしている中で、楽しく過ごせています。朝ドラをきっかけに広がった仕事もありますし、新しく挑戦できたこともいっぱいあります。恵まれた1年だったかなと思います」