「銀魂 THE FINAL」、V12の鬼滅を抑え堂々の1位発進 話題の来場者プレゼントに新作も

シリーズ累計発行部数5500万部を超える人気漫画「銀魂」(原作:空知英秋)の最新映画「銀魂 THE FINAL」が、公開4日間での興行収入が5億3135万320円を記録し、12週連続首位を記録していた大ヒット映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)を抑え、1位に輝いた。

「銀魂 THE FINAL」ポスタービジュアル【写真:(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会】
「銀魂 THE FINAL」ポスタービジュアル【写真:(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会】

10代後半から30代までの幅広い客層を集客

 シリーズ累計発行部数5500万部を超える人気漫画「銀魂」(原作:空知英秋)の最新映画「銀魂 THE FINAL」が、公開4日間での興行収入が5億3135万320円を記録し、12週連続首位を記録していた大ヒット映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)を抑え、1位に輝いた。

 土曜、日曜(9日、10日)の数字は「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(2010年4月24日公開)の145%、「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」(13年7月6日公開)の102%と過去作を上回るスタートを記録した。男女比は4:6となっており、10代後半から30代までの幅広い客層を集めた。

 シリーズラストとなる同映画の公開を待ちわびたファンが8日午前0時になった瞬間に初日を祝うハッシュタグ「#銀魂は永久に不潔です」の投稿を開始。瞬く間に日本トレンド1位、そして世界トレンド1位も獲得するなど注目された。

 すでに映画を鑑賞したファンから「銀魂らしい銀魂の最後だった」「とにかく泣いて、笑った、何度でも見たい」「銀魂を好きでよかった、銀魂ありがとう」「クオリティー高くてビビった」と絶賛の声があがり、リピーターが続出しそうな様相を呈している。

 また、公開前から“掟破り”な入場者プレゼントの数々でも注目されている本作。原作者・空知が初めて挑戦した、映画本編の描き下ろし原画「全4カット」についても、発表と同時に大きな話題を集めた。

 そして原画全4カットのうち、公開第2週目(15日~)に2種が、第3週目にもう2種が、それぞれランダムで配布されることはすでに発表の通りとなっている。そして、このたび新たに、近藤勲、土方十四郎、沖田総悟の真選組3人の原画が解禁となった。同原画は公開第2週目に配布予定となっている。

 さらに原画プレゼントには、主要キャスト&監督をはじめとしたスタッフ総勢31人による直筆のメッセージを同封。メッセージは、第2週&第3週目の4枚にそれぞれ振り分けられており、最後の映画だからこその“ほぼ”ここでしか聞けない裏話が記されている。また、入場者プレゼントは4週目、5週目も発表となっている。アニメ「銀魂」名エピソード総選挙の投票により決まったフィルム風シール30種も同時配布されており、過去作のエピソードのシールに懐かしむ声が続出している。

次のページへ (2/2) 【画像】入場者プレゼントを公開
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