行きつけの店で二階堂をボトルキープ 美しき酒豪・川後陽菜の夢は“スナックのママ”
お酒慣れしてない若者にもオススメのお酒
最近、若者のお酒離れの話題を聞きますが、お酒慣れしてない人には、オシャレな色をしたボトル、かわいらしいデザインのラベル、あとはアニメとコラボしたお酒があるので、見た目から入るのもありかなと思っています。かわいいもの、ポップなものは若い人たち向けに作られているので、飲みやすいはずです。甘酒に近いものから始めるとか、スパークリングから始めるとか、そうするとアルコールの中にある甘さとか、好きな傾向が分かるのかなって思っています。
実は将来、スナックを開こうと考えていて、実際に学校にも通っていて、食とお酒の結びつき、ペアリングを学んでいます。女性も飲みやすいお酒をカフェやBARで開発したり、経営の勉強もしているんです。いつか自分がここにずっと住みたいという拠点を決めて、そこの近所の人が来てくれる、ゆったりした空間、実家のような雰囲気の場所にしたいです。東京のお母さんのお店が本当に好きなので、地元のお年寄りも気軽に来店できるお店を作りたいなと思っています。
スナックを始める前はたくさん旅行をして、その土地のお酒を飲んで、新鮮なものを食べる。そういうお酒の楽しみ方を若いうちに体験して、その良さを広めていく活動をしたいと思っています。東北は日本酒が美味しいし、私は長崎出身で九州は焼酎のイメージがあるじゃないですか、焼酎も大好きなのでそっちの展開もして、地元に貢献できたらいいなと思っています。
□川後陽菜(かわご・ひな)1998年3月22日、長崎県生まれ。21歳。2011年、「乃木坂46」の1期生オーディションに合格し、グループ在籍時はファッション誌「Popteen」の専属モデルを務めた。昨年12月でグループを卒業、現在はフリーランスでマルチに活動。日本酒好きが高じて瀬古酒造広報部長に就任し、6月には共同プロジェクト酒「くノ一純米吟醸プレミアム」の販売がスタート。12月14日(土)には、東京・恵比寿未来日本酒店(恵比寿三越)で飲み会イベントが開催される。