武道館公演、6枚目シングル…キャプテン今村美月が見据えるSTU48 5年目の“進化”
6thシングルで“新境地”開拓へ「AKB48グループの中でも珍しいテイスト」
――STU48は1月15日、初の日本武道館公演「新春STU48コンサート2021~瀬戸内からGO TO 武道館~」を行います。新年のスタートダッシュを切るビッグイベントになりますね。
「武道館はあまりに大きすぎる出来事で、正直、最初は信じられず、不安もありました。でも、STU48は3月(31日)で5年目に突入するので、いつまでも若手気分ではいけない。単独コンサートとしてはSTU48史上最大のキャパシティーで、久々に大きな会場でみなさんと一緒にステージを楽しめる機会になります。このご時世で声援を送るのは難しいかもしれないですけど、私たちのパフォーマンスだけで満足してもらえるような公演が見せられたらいいなと思います。節目を迎える前に武道館を経験させていただくことで、きっとみんなの士気も高まっていくはずです」
――今村さんがこれまで持っていた「日本武道館」のイメージは?
「武道館はトップアーティストさんだけが立てる夢の舞台。『いつか私たちも』という気持ちはありましたけど、まだまだ先の話だと思っていました。武道館で公演を行えるのは私たちの力だけではないので、運営さん、スタッフさん、応援してくださるファンのみなさんの思いも背負いながら、STU48のこれまでの歴史を集約させて臨みたいです」
――日本武道館公演の約1か月後にあたる2月17日には、6thシングル発売も決定しています。
「まず、この状況でまたシングルを出せるのがありがたいですし、周りの方々への感謝を忘れないようにしたいです。STU48はこれまで(4thシングルの)『無謀な夢は覚めることがない』、(5thシングルの)『思い出せる恋をしよう』をはじめ、いろいろなジャンルの楽曲を歌わせていただいてきたなかで、6枚目のシングルではまた別の一面をお見せできると思っています。壮大な感じで、AKB48グループの中でも珍しいテイスト。新しいチャレンジもしているので、強い魅力を感じていただけたらうれしいです」
――今村さんにとっては、発売日が21歳の誕生日(2月19日)の2日前というタイミングになります。
「2月はマヒちゃん(谷口茉妃菜/2月3日)、マリーナ(大谷満理奈/2月14日)、岩田陽菜ちゃん(2月21日)と生誕メンバーが多いなかで、私が一番誕生日に近いので、話を聞いた時はテンションが上がりました。私のバースデーソングをカップリングで入れてくれないかなって(笑)。私以上に、応援してくださっているファンの方が運命を感じてくれるかもしれません」