元AKB48松井咲子、趣味は“妄想” 初写真集は「妄想だからできる姿に変身」
写真集とカレンダーで「ギャップを出してみました」
――松井さんのキャッチフレーズは「あなたのお耳の恋人」ですが、写真集では「目の恋人」にもなれますね。
「たしかに『おめめの恋人』にもなれますね。彼女感のある写真ばかりなので、『咲子さんが彼女だったら、こんな感じなのかな?』と妄想していただいたり、昔、応援してくださっていた方には、元カノを見るような気持ちで見ていただけたらなと(笑)。いろんな楽しみ方ができる写真集なので、いろいろ妄想していただけたらうれしいです」
――帯には、ラジオ番組などで交流のある「南海キャンディーズ」山里亮太さんのコメントがあります。山里さんの言葉には、どんなことを感じましたか。
「昔から私のことを知ってくださっているので、ギャップを感じていただけたのかなと思いました。お兄ちゃんに見せるような恥ずかしさもありましたが、できあがった写真集を山ちゃんに1番に届けたいと思い、帯のコメントをお願いしました」
――「JUNK 山里亮太の不毛な議論」(TBS ラジオ)では、松井さんの写真集がトークテーマになっていました。
「ずっと聞いていた番組なので、こういった形でリスナーのみなさんとワイワイできてうれしかったです。発売のタイミングで写真集を持って、お邪魔できたらと思っています(笑)」
――誕生日の12月10日には、初のソロカレンダーブックをリリースしました。写真集とは違う松井さんが見られます。
「音楽とゆかりのある場所ということで、山梨県の河口湖、『音楽と森の美術館』で撮影させていただきました。写真集は肌見せ全開ですが、カレンダーはいつもの松井咲子というイメージで撮影して、ギャップを出してみました」
――30歳という節目を迎えて、心境の変化は。
「まだ、30歳を実感するような出来事はないのですが、この節目のタイミングで写真集を出すことができて、20代よりも楽しくなりそうな予感がしています。この写真集でよりたくさんの方に知っていただきたいですし、ファンの方にも喜んでいただけたらと思っています」
――これからチャレンジしたいことはありますか。
「英語を勉強したいです。AKB48時代から海外のファンの方もいらっしゃって、熱心な方は日本語を覚えて応援してくださるので、私も英語を勉強してコミュニケーションをとりたいです」
――音楽活動の方はいかがでしょうか。
「2020年はコロナ禍ということもあり、なかなかコンサートができなかったのですが、12月は『Blooming Piano Op.1』に出演させていただきました。他の楽器の方と一緒に演奏させていただいて、AKB48の曲もオーケストラアレンジで演奏できて、ファンのみなさんも喜んでくださいました。『咲子さんがきっかけで音楽が好きになりました』と言っていただくこともあるので、今後も続けていきたいです」
□松井咲子(まつい・さきこ)、1990年12月10日、埼玉県蕨市出身。08年からアイドルグループ「AKB48」のメンバーとして活動し、15年8月に卒業。特技はピアノで、「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」(フジテレビ)グランドチャンピオン大会のピアノ部門で優勝を果たしている。今年9月、初の公式ファンクラブ「saki community」を開設した。