【紅白】嵐が活動ラストデー 東京ドームから紅白出場、二宮「かなわなかった夢も嵐の一部」
大みそか恒例の「第71回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、12回目の出場となる嵐が登場した。
「スペシャルメドレー」と題して「カイト」「君のうた」「Happiness」を熱唱
大みそか恒例の「第71回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、12回目の出場となる嵐が登場した。
この日をもっての活動休止を発表している嵐は「嵐×紅白2020スペシャルメドレー」と題したステージを東京ドームからの中継で披露し、「カイト」「君のうた」「Happiness」を熱唱。
ステージの5人は1人ずつあいさつに立ち、櫻井翔は「夢を掲げて懸命に走り続けたぼくたちも、戸惑いと絶望に襲われました」、大野智は「大事な人を突然失ってぼうぜんとしたメンバーもいた。そんなぼくらのそばにいて消えずにいてくれたものがありました。たくさんの声援と希望を語り続ける歌でした。嵐という奇跡のような場所です」とコメント。
続けて、相葉雅紀は「おかげでぼくたちはもっともっと悲しみに苦しんでいる人々に思いを寄せるほうへと舵を切ることができるようになりました」、二宮和也は「かなわなかった夢も嵐の21年の歴史の一部です。この時間で学んだ知恵や勇気、慰めや思いやり、すべてしっかり記しておこうと思います」、松本潤は「あと2時間あまりで年が明けてぼくたちの嵐はいったんやみます。嵐が去った後に虹のかかった美しい空がどうか皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと信じて」とリレーで語りファンに別れを告げた。
ステージの最後は紅白のカメラに向かって笑顔で大きく手を振り続けた。5人の表情は爽やかで涙は見せなかった。
この日嵐は午後8時から無観客単独ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」を生配信した。