“お騒がせ女”ジュリアがスターダム初戦激勝!テラスハウス木村花とも大乱闘!

ブシロード傘下となった女子プロレス団体「スターダム」が8日、新体制発足後初めての東京大会を新木場1stRINGで開催した。この大会には「アイスリボン」を電撃退団したジュリア(25)がスターダム所属選手として初参戦。2カ月のブランクもいきなりメインイベントに登場し、12月24日の後楽園ホール大会で引退する葉月(22)と最初で最後の一騎打ちを行った。

スターダムでの初試合でジュリアはふてぶてしさ全開【写真提供:スターダム】
スターダムでの初試合でジュリアはふてぶてしさ全開【写真提供:スターダム】

「戦って発散させたい」と語ったジュリアの初陣は果たして

 ブシロード傘下となった女子プロレス団体「スターダム」が8日、新体制発足後初めての東京大会を新木場1stRINGで開催した。この大会には「アイスリボン」を電撃退団したジュリア(25)がスターダム所属選手として初参戦。2カ月のブランクもいきなりメインイベントに登場し、12月24日の後楽園ホール大会で引退する葉月(22)と最初で最後の一騎打ちを行った。

 ジュリアがスターダムのリングに突如現われたのは、10月14日後楽園大会のメイン後だった。ロッシー小川社長(62、現エグゼクティブプロデューサー)が「入団を希望している選手がいる」と呼び込んだのがジュリアだったのだ。しかもジュリアは自身のツイッターを通じて退団を発表。団体からの発表ではなくアイスリボン側は困惑、フライングでの他団体登場は物議を醸した。しかも2日前にはアイスリボンの後楽園大会が台風の影響で中止、ジュリアの元パートナー、テキーラ沙弥(35)の引退試合が延期されるという事態が発生しただけに、よりいっそうスキャンダル性が高まった。

 彼女の出現から3日後、スターダムがブシロードグループへの事業譲渡を大々的に発表。木谷高明オーナー(59)は「ロッシーさん、勘弁してよ。時代はもう平成すら終わってるんですよ。昭和じゃないんですよ」と引き抜きとも受け取られかねないハプニングに釘を刺し、ダーティーイメージの払拭につとめた。

 その後、キックスロード(現ブシロードファイト)の原田克彦社長が調停に乗り出し、アイスリボン佐藤肇社長と協議を重ねた。結果、11月15日にジュリアのアイスリボン退団が正式決定し、晴れてスターダムとの契約が成立。

 ジュリアは新体制本格スタートの12月1日大阪昼夜大会に同行、スターダムの雰囲気を直に感じ取り、「早く試合をして(闘えない鬱憤を)発散させたい」と語っていた。そして迎えたスターダムデビュー。相手は引退ロード真っ最中の葉月とのシングルマッチだった。カード表には「メインイベント~ジュリア・オブ・スターダム」と銘打たれているだけに、破格の待遇がうかがえる。

 これには反発する選手もいるだろう。「話題のお騒がせ女」とコールされたジュリアにとっては全選手が初対決。まずはこの試合によって、直近の方向性が見えてくるのではなかろうか。

 試合はお互いが慎重な立ち上がりも、葉月が場外戦に誘い先手を取った。顔面ウォッシュの洗礼を浴びせ関節技に捕らえると、「オマエそんなもんか!?」と挑発。ならばとジュリアは葉月の髪を引っ張るラフ攻撃を見せ反撃開始。葉月が二段蹴りならジュリアはビッグブーツで対抗。葉月がフェースロックを仕掛ければ、ジュリアは変型のフェースロック。こらえる葉月を反転させ、なおも締め上げると、レフェリーがゴングを要請した。ジュリアがレフェリーストップ勝ちにより、インパクト大の勝利を奪ってみせた。

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