「VS嵐」約13年の歴史に幕 最終回は4時間生放送、6年ぶりの嵐5人だけのロケも
約13年にわたり笑顔を届けてきた「VS嵐」(フジテレビ系)が、24日午後7時からの放送で最終回を迎える。「VS嵐 最終回4時間生放送SP」だ。
24日午後7時からの「VS嵐 最終回4時間生放送SP」で 豪華企画3本立てでフィナーレ
約13年にわたり笑顔を届けてきた「VS嵐」(フジテレビ系)が、24日午後7時からの放送で最終回を迎える。「VS嵐 最終回4時間生放送SP」だ。
同番組は2008年4月12日から毎週土曜の昼の時間帯でスタートし、翌09年10月22日放送の「VS嵐ゴールデン参上!豪華三つ巴2時間スペシャル」から、現在の毎週木曜夜の放送に変更になった。
時代が変わっても誰もが楽しんでもらえる番組にしたい、という番組の思いから、<キッキングスナイパー>や<クリフクライム>、<ボンバーストライカー>をはじめ、これまで50を超えるゲームを開発。数々の俳優、お笑いタレント、文化人、スポーツ選手たちや、TOKIOにV6、関ジャニ∞といった同じジャニーズ事務所所属のグループ、さらにはトミー・リー・ジョーンズやウィル・スミス、トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、クリスティアーノ・ロナウドといった海外のスターたちまでもがゲストとして登場し、さまざまな白熱対決を繰り広げ、テレビ史に残る名場面を生み出してきた。
毎週木曜午後7時放送となってからは、これまで放送476回、フジテレビを代表するバラエティー番組として老若男女から圧倒的な支持を集めている。
そんな人気番組の最終回は、超豪華企画3本立てだ。「VS嵐」と言えばゲーム対決だが、今回はタイトル通り、なんと生放送でゲーム対決を繰り広げる。ゲーム対決を生放送で行うのは、09年7月26日放送回、10年7月25日放送回に続いて3度目、実に10年ぶりとなる。今回のスペシャルの事前番組「マデ嵐」(12月18日、21日~23日深夜放送)では、生放送における大規模なセット転換や、テロップ入れの難しさが紹介され、大野智は「多分みんなヤバいね、生放送。自分たちも含めてみんな緊張するね」と口にする。
対戦相手には嵐に勝ちたい人が勢ぞろいするが、誰が参戦するのかは生放送内で初めて明かされる。「マデ嵐」では「最後だから勝ちたい」と意気込みを見せた松本潤。一方、「勝って有終の美を飾りたいし、負けたら負けたで嵐らしいし(笑)」と櫻井翔。また、当然ハプニングが起こる可能性もあり、その場合は「なっちゃったらなっちゃったよね、そのまま行くしかないね」と二宮和也。文字通り、誰1人として予想できない対決の行方は、果たして!?
さらに、「VS嵐」のもう一つの代名詞、ババ抜き最弱王決定戦<BABA嵐>の“THE FINAL”が開催となる。予選第1試合では、北川景子、櫻井、田中将大、生瀬勝久(※五十音順、以下同)が、予選第2試合では佐藤健、戸田恵梨香、二宮、松岡昌宏が、予選第3試合では大野、北村一輝、波瑠、松本が、予選第4試合では、相葉雅紀、上戸彩、ヒロミ、吉沢亮が爆笑&白熱の対決を繰り広げる。決勝戦で待ち受けるのは最弱王3連覇中の仲間由紀恵。まさに奇跡の顔ぶれがそろった最後の<BABA嵐>となる。
そして特別企画として、「VS嵐」としては14年11月6日放送回の「ハワイで大野が泣いちゃったSP」以来6年ぶりとなる、嵐5人だけでのロケを届ける。今回は「台場で相葉が泣いちゃったSP」と題し、台場のスポッチャを貸し切って、嵐5人がさまざまなスポーツ体感ゲームを楽しみながら、思い出作りをする姿に密着する。12月17日に放送された「台場で相葉が泣いちゃったSP」前編では、インラインスケートに興じたり、和気あいあいと5人で写真を撮ったりする姿に大反響。「最終回4時間生放送SP」の後編では、引き続き5人だけのロケを楽しむ中、「すごいグループだよ、嵐って……」と相葉が涙を流すことに。
13年間の思いを込めた特別な回になりそうだ。