ホラーの巨匠・清水崇監督、「鬼滅の刃」大ヒットに「映画界が活気づいてうれしい」

東映の「2021ラインナップ発表会」が22日、東京都内で開かれ、来年の公開作を担当した清水崇監督、成島出監督、白石和彌監督、前田哲監督が登壇し、自身の作品を紹介した。

ラインナップ発表会に出席した(左から)清水崇監督、白石和彌監督、手塚治社長、成島出監督、前田哲監督【写真:(C)東映】
ラインナップ発表会に出席した(左から)清水崇監督、白石和彌監督、手塚治社長、成島出監督、前田哲監督【写真:(C)東映】

「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』」などアニメも充実のラインアップ

 東映の「2021ラインナップ発表会」が22日、東京都内で開かれ、来年の公開作を担当した清水崇監督、成島出監督、白石和彌監督、前田哲監督が登壇し、自身の作品を紹介した。

「樹海村」(2021年2月5日公開)の清水監督は「東映創立70周年という記念すべき年にこういう形で参加できて光栄です」と語り、大ヒット中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」について「日本の映画界が活気づいていることはすごくうれしい」と喜んだ。

 自身の作品には「ホラーだけど、ホラーなのに、という言われ方が多くて20年ホラーをやってきたぼくとしては、どこかホラーに偏見の目があると思う。だからこそ描けるという複雑な思いがありますが、ホラー映画にもかかわらず、文化庁のシンポジウムにも招かれお話をした。そういう意味では大きな挑戦だった」と語った。

 次いで、成島監督は女優の吉永小百合が医師役に挑んだ主演作「いのちの停車場」(21年以降公開)について「吉永さんの思いもあって在宅医療を扱ったこの作品を進めてきました。この映画を見てもらって在宅医療、自分の命のしまい方、生きるということ、が伝われば」とPRした。

 広島を舞台に警察と暴力団の抗争を描いた「孤狼の血」(18年)の続編となる「孤狼の血II」の公開を控える白石監督は、前作のキャスト、スタッフが再結集した同作について「クランクアップしたとき、デビュー作以来の武者震いがした。この映画を撮れただけでどうなってもいいやという気持ちもあった。キャストも同じ思いを持っていた」と新型コロナ禍のなか、オール広島ロケで撮影した同作への熱い思いを明かした。

 最後に女優の天海祐希主演作「老後の資金がありません!」(21年公開)の前田監督は「大スターでオーラのある天海さんに普通の主婦になってもらうためいろいろ準備しました。生活者が元気になってくれる作品になれば」と語った。

 発表会では、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(21年1月23日公開)や「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』」(前編21年1月8日、後編21年2月11日公開)、「四月は君の嘘」の新川直司氏が描く新たな青春ストーリー「映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ」(21年4月公開)など充実したアニメラインアップのほか、「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE(仮)」など戦隊シリーズがダイジェスト映像とともに紹介された。

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(ENCOUNT編集部)

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