第1子出産の優香、復帰後初のナレーションを工藤阿須加絶賛「母親が包み込むよう」

女優の優香、俳優の工藤阿須加が、BS朝日開局20周年記念特別番組「僕らはあきらめない~2020コロナ禍の高校球児たち~」(29日午後7時)のナレーションを務めることになり、このほど都内で収録が行われた。今年4月に第1子を出産した優香にとって、復帰後初のナレーション収録となった。

「僕らはあきらめない~2020コロナ禍の高校球児たち~」でナレーションを務める優香(左)と工藤阿須加
「僕らはあきらめない~2020コロナ禍の高校球児たち~」でナレーションを務める優香(左)と工藤阿須加

BS朝日「僕らはあきらめない~2020コロナ禍の高校球児たち~」

 女優の優香、俳優の工藤阿須加が、BS朝日開局20周年記念特別番組「僕らはあきらめない~2020コロナ禍の高校球児たち~」(29日午後7時)のナレーションを務めることになり、このほど都内で収録が行われた。今年4月に第1子を出産した優香にとって、復帰後初のナレーション収録となった。

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 2人は初の顔合わせ。互いの印象について、優香は「とてもさわやかですね。他局ですが、(工藤がパーソナリティーを務める)朝の番組を見ていますので、『本物だ』と思いました。すごくボールが似合っています」と笑顔。工藤も「僕自身は野球はやってこなかったんですけども、うれしいですね。優香さんは本当に優しい、母親が包み込むようなナレーションで、人柄を含めて本当に素敵な方と思いました。ご一緒できてよかったですね」と語る。

 番組は、新型コロナウイルスの影響で春のセンバツ、夏の甲子園が中止になった高校球児たちの苦悩、それでも夢を諦めず、独自大会、トライアウトなどに挑戦する姿を追うドキュメント。優香は、女手一つで育ててくれた母への恩返しを誓う県立山形中央高校の太田大和選手、ネット動画で甲子園に憧れ、岡山共生高校に留学した台湾のリュウ・チュンティン選手、コロナと豪雨被害を乗り越えようとする熊本県人吉市の県立球磨(くま)工業高校のパートを担当。一方、工藤は、祖父・父・兄が甲子園に出場している京都の名門、龍谷大平安高校の奥村真大選手(兄はヤクルトの奥村展征)などを担当した。

 優香は「気持ちを込めてやりたい、お母さんのような気持ちで見守りたいと思っていました。コロナは高校生のひと夏しかないものまで奪ってしまう。本当に悲しいですが、前を向く力を高校生からもらい、とても感動しました。大人がしっかりしなきゃなと思いました」。工藤も「球児たちの苦しみをどれだけくみ取れるだろうかと思いました。でも、彼らの映像、言葉を1つひとつ聞いて、目で見て、彼らの表情から伝わるものがあり、自ずと僕の心が動いて、それが声に乗った部分も大きかった。むしろ、彼らに背中を押してもらった気がして、僕自身は有意義な時間を過ごさせていただきました」と振り返った。

 収録では、優香は「泣いてしまいました」と言って、涙を拭う場面も。「球児たちは純粋じゃないですか。いろんな思い、その家族の話があるんだろうなと想像してしまいました。自分の親もそうだったのかなと、本当にいろんな感情が沸き起こりました。番組に登場された、お母さんみたいに強くいたい、笑顔でいたいと思いました」と母親としての自覚もうかがわせた。

 一方の工藤も「僕も途中ちょっとやばかったですね。『いや、今、俺が感動している場合じゃない』という気持ちを強く持ったので、なんとか持ちこたえました」と明かしていた。

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