もしも自分が女子だったら…男芸人がガチで選んだ「付き合いたい人」から見えるリアル

テレビ朝日系バラエティー番組「ロンドンハーツ」で、9年ぶりに「もしも俺が女子だったらこの人と付き合いたい」が8日と15日に放送された。男性芸人たちが「もしも自分が女子だったら」と仮説して、他の共演者を芸人としてではなく“いち男性”として見て選んでいる姿が妙にリアルだった。

「自分が女子だったら付き合いたい人」企画で多くの票を集めた「パンサー」向井慧(左)、「EXIT」兼近大樹【写真:ENCOUNT編集部】
「自分が女子だったら付き合いたい人」企画で多くの票を集めた「パンサー」向井慧(左)、「EXIT」兼近大樹【写真:ENCOUNT編集部】

「ロンドンハーツ」9年ぶり企画「俺が女子だったら…」を観て考えた“モテる”とは

 テレビ朝日系バラエティー番組「ロンドンハーツ」で、9年ぶりに「もしも俺が女子だったらこの人と付き合いたい」が8日と15日に放送された。男性芸人たちが「もしも自分が女子だったら」と仮説して、他の共演者を芸人としてではなく“いち男性”として見て選んでいる姿が妙にリアルだった。

 番組に出演していた芸人は、森田哲矢(さらば青春の光)、向井慧(パンサー)、津田篤宏(ダイアン)、斉藤慎二(ジャングルポケット)、小宮浩信(三四郎)、後藤拓実(四千頭身)、草薙航基(宮下草薙)、岡部大(ハナコ)、松陰寺太勇(ぺこぱ)、シュウペイ(ぺこぱ)、山内健司(かまいたち)、濱家隆一(かまいたち)、兼近大樹(EXIT)、りんたろー。(EXIT)で、それぞれが1位から3位までをランク付けし、発表した。

「自分が女子だったら」という視点で票を集めたのは、兼近と向井だった。兼近と向井が選ばれた理由は、“イケメン”で“優しい”という意見が多かった。女性から見た「モテる男性」というのはその2大要素を兼ね備えている男性を指し、仮にもし、一般女性に「この中の芸人誰と付き合いたいか」を聞いても票を集めるのはこの2人なのかもしれない。

 そんな兼近と向井がともに1位に選んだのは、岡部だった。ほかの芸人からも名前があがっていた岡部は、「誠実」で「謙虚」という声が多かった。9年前に放送された同企画では、濱口優(よゐこ)に票が集まり、「自分を優先してくれそう」「苦難も乗り越えてくれそう」などの理由があげれられた。リアルな女性の目線で言えば、岡部や濱口は“恋愛”する相手というよりも“結婚”したい相手に近いのかもしれない。そして、“モテモテ”の兼近と向井から選ばれた岡部が、真の“モテ男”なんだと思った。

クラスに1人はいた…「イケメンじゃないけどモテる人」

 イケメンで優しい男性はモテるかもしれない。でも、「あの人ってイケメンじゃないのになんかモテるんだよね」みたいなタイプの男子は、クラスに1人はいた。そういう人に共通して言えるのは、同性からの支持が厚く、「面白い」ということ。

 昔、数人の芸人と合コンをしたことがあった。参加者のなかには、某ランキングで名前を目にしたことがある“ブサイク芸人”がいた。見た目の印象はテレビや雑誌で見ていたままだったが、酔っぱらった勢いで大きな声で面白い(と思っている)ことを言うわけでもなく、絶妙な間の取り方で思わずこちらが「クスッ」と笑ってしまうことを言いながら、アルコールが苦手な子を気遣ったり……トータルして彼が1番スマートで、カッコよかった。そして何より、面白かった。芸人がモテる理由が分かった気がした。

 もちろん、面白い、面白くないは人それぞれ感じ方は違うし、面白いからといって人気が出るとは限らない。でも、自分本位ではなく、「笑わせたい」「面白いことをしたい」という思いは、“モテ”につながるのではないだろうか。

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