漫画「鬼滅の刃」記録的売り上げを南米メディア称賛 前代未聞の成功を分析

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)は累計で動員2152万人、興行収入288億円を突破。歴代1位「千と千尋の神隠し」の308億円まであと20億円足らずに猛追する中、南米メディアでは原作漫画の最終巻の快進撃に注目。「漫画と新作映画でも記録を破った」と称賛している。

漫画「鬼滅の刃」記録的売り上げに南米メディアも注目(写真はイメージ)【写真:写真AC】
漫画「鬼滅の刃」記録的売り上げに南米メディアも注目(写真はイメージ)【写真:写真AC】

初版発行部数285万部

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)は累計で動員2152万人、興行収入288億円を突破。歴代1位「千と千尋の神隠し」の308億円まであと20億円足らずに猛追する中、南米メディアでは原作漫画の最終巻の快進撃に注目。「漫画と新作映画でも記録を破った」と称賛している。

「デーモン・スレイヤー最終巻は売り上げ記録を破る」と特集したのはチリメディア「ラ・テルセラ」だった。

 海外では「デーモン・スレイヤー」の呼び名で知られる鬼滅の刃。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で叩き出した興行収入は世界に驚きを巻き起こしている中、吾峠呼世晴の原作漫画も話題を集めている。

 記事では「デーモン・スレイヤーは近年最も人気を博したマンガの1つとなった。新作映画とマンガの両方で売り上げ記録を破ったのだ。コヨハル・ゴトウゲの最終巻は1週目に285万部の売り上げを記録し、最も売れた漫画となった」と評価している。

 そして、鬼滅の刃の売り上げはシリーズ合計1億2000万部となったデータも紹介している。

「2019年に製作されたアニメも、この漫画の成功を加熱させた一因だ。最近も映画で継続している」と特集では指摘。原作、アニメ、映画と三位一体の盛り上がりが前代未聞の成功を呼んだと分析している。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください