三浦春馬さん最後の主演映画 三浦翔平、涙こらえ訴え「今日も明日も一生懸命生きて」

7月18日に死去した俳優・三浦春馬さん(享年30)の最後の主演映画「天外者(てんがらもん)」(田中光敏監督)の公開記念舞台あいさつが12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

映画「天外者」の公開記念舞台あいさつに登壇した、(左から)田中光敏監督、森川葵 、森永悠希、三浦翔平、蓮佛美沙子、筒井真理子【写真:ENCOUNT編集部】
映画「天外者」の公開記念舞台あいさつに登壇した、(左から)田中光敏監督、森川葵 、森永悠希、三浦翔平、蓮佛美沙子、筒井真理子【写真:ENCOUNT編集部】

田中光敏監督告白「春馬さんは完成見ることができなかった」

 7月18日に死去した俳優・三浦春馬さん(享年30)の最後の主演映画「天外者(てんがらもん)」(田中光敏監督)の公開記念舞台あいさつが12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

 武士の魂と商人の才を持ち激動の幕末から明治初期を日本の未来のために駆け抜けた主人公の五代友厚を“全身全霊”で熱演した春馬さん。五代の盟友・坂本龍馬を演じた俳優の三浦翔平は「やっと幕が開きました。春馬と共に我々はいます」と観客に呼びかけた。

 翔平は春馬さんから直接、出演オファーを受けたことを明かし「サーフィンに行く車の中や電話とかで時間を作って台本の読み合わせをしました」と苦労話を披露。また、春馬さんへの思いについて「たぶんそこにいると思います。幕が開いて皆さんにお届けできたことを感謝していると思います。誰よりも喜んでいるかもしれませんが、悔やんでいるかもしれません。爽やかな笑顔で『ありがとう』と言っていると思います」と主演を欠いた舞台あいさつに対する複雑な気持ちを吐露した。

 友厚の妻、豊子を演じた女優の蓮佛美沙子は春馬さんの高校の同級生という縁があり、「正式にオファーをもらう前に春馬君とごはんを食べていたらおもむろに企画書出して『やらない?』って言われました。いつからプロデューサーになったの、という感じで共演しましたが、むっちゃくちゃうれしかったです」と思い出を語った。

 田中光敏監督によると、撮影後の編集作業に春馬さんが参加したが、「完成を見ずして、でした。アフレコでラストのシーンをにこやかに見ていて『あの時、本当に頑張ったんです』と涙を浮かべていました」と無念そうに明かした。

 締めくくりのあいさつとしてマイクを握った翔平は「見終わった後、悲しい気持ち、寂しい気持ちになってしまうと思います。泣いていいと思います。その気持ちをネガティブな方に引っ張らないで下さい。三浦春馬はものすごい熱量で演じた。その思いをしっかり受け取って、今日も明日も一生懸命生きて下さい」と涙をこらえながら観客に訴えかけた。

 この日は共演の森永悠希、森川葵、筒井真理子も登壇した。

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(ENCOUNT編集部)

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