G1有馬記念を前に昭和の名馬「テンポイント」の生涯を山田雅人が舞台で語る
「流星の貴公子」名馬テンポイントの生涯を語る
今年最後の公演は、配信と有観客を同時に行い、毎年クリスマスシーズンの特別企画として行っている語りと音楽を融合した舞台を開催する。今回のテーマは、昭和を代表する競走馬「テンポイント」と往年の大ヒットテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなった京都・伏見工業高校ラグビー部の2本が用意された。
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テンポイントは「流星の貴公子」と呼ばれた名馬。G1・天皇賞(春)と第22回有馬記念を制し、1977年度年度代表馬に選ばれたが、その1か月後のレースで骨折し、懸命の治療も虚しく死亡した。その後、これまでの功績が認められ90年に中央競馬の殿堂入りとも言われる顕彰馬に選ばれた。山田は、そんな波乱万丈のテンポイントの生きた証を語りで伝えたくて芸能界に入ったとたびたび公言してきたが、芸能生活40年目にようやく舞台で初披露が決まった。
「テンポイントを語りで伝えたいという気持ちは、昔からずっと持っていて、本も2冊出しましたが、実は舞台は未だでした。ご存知かもしれませんが、今年4月にテンポイントを生んだ吉田牧場で火災あり、繁殖牝馬5頭が亡くなって牧場が閉鎖になってしまいました。9月には、牧場主の吉田晴雄さんもご病気でお亡くなりになり。僕も吉田さんのお葬式に参列させていただき、テンポイントのお墓参りもさせてもらいました。そこで僕の運命を変えた“語りの原点”でもある彼の話をしようと決心したんです。「太田光物語」がこれまでの集大成だとしたら、「テンポイント物語」は原点回帰です」
43年前の有馬記念で競馬界屈指の名勝負と呼ばれたトウショウボーイ、グリーングラスとの激戦を制したテンポイント。奇しくも今年はアーモンドアイ、コントレラス、デアリングタクトの3強による史上稀に見るジャパンカップが行われたばかりだが、今年の有馬記念を前に現在の競馬にも大きな影響を与えた名馬を、どのように語るのか目が離せない。
またクリスマスイベントとして歌手の池田綾子とピアニストの長谷川久美子を迎えて、語りの合間にコンサートも行われる。池田は、NHK「にっぽん縦断こころ旅」(BSプレミアム)のテーマや「みんなのうた」でもこれまで3作提供しているシンガー・ソングライター。無音の舞台に響く山田の声と歌唱コーナーで奏でられる優しい歌とピアノ。最後に山田は“ここでしか見ることができない空間”を会場、または配信で味わってほしいと語った。
「今年は開催か中止か迷ったのですが、毎年このイベントを楽しみに待ってくださるファンの皆さんも多いので、会場と話し合いながら、しっかりと感染対策を取って、人数制限となってしまいますが、安心してお越しいただけるように有観客でも行います。このような状況ですので、会場に来れない方にはぜひとも配信をご覧いただき、1年に1度の語りと音楽の世界を楽しんでいただけるとうれしいです」
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山田雅人公演「かたりと歌とピアノで贈るクリスマス」
日時:12月18日午後6時半開場、7時開演
会場:東京・内幸町ホール
かたり:山田雅人
歌:池田綾子
ピアノ:長谷川久美子
かたり
「伝説の名馬テンポイント物語」
「伏見工業ラグビー物語」
チケット予約・申し込み:https://bit.ly/3a0xJF8
問合せ:山田雅人企画
TEL:03-5793-3171
FAX:03-5793-3172
katarinosekai@hotmail.co.jp