「草野球、僕もしたいですよ」 田中将大、大先輩のイチロー氏に「羨ましい」
ヤンキースの田中将大投手(31)が2日にスイスの高級時計ブランド「ウブロ」のイベント「ウブロ×田中将大 チャリティーイベント~Pray for Chiba~」に参加。今季限りで現役を引退したイチロー氏(46)の“草野球デビュー”に思わず「羨ましい」と漏らした。
元同僚のイチロー氏は1日に“草野球デビュー”「そういうふうに僕もありたい」
ヤンキースの田中将大投手(31)が2日にスイスの高級時計ブランド「ウブロ」のイベント「ウブロ×田中将大 チャリティーイベント~Pray for Chiba~」に参加。今季限りで現役を引退したイチロー氏(46)の“草野球デビュー”に思わず「羨ましい」と漏らした。
今年9月に発生した台風15号、同10月に発生した台風19号など、豪雨の被害を受けた千葉県の被災地を支援するために開催されたチャリティーイベント。参加した20人の子供の頑張りもあり、計150万円がNPO法人千葉県少年野球連盟に支援金として贈られることになった。オフに入って右肘のクリーニング手術を受けた田中は、初めてキャッチボールする姿も披露した。
イベント終了後には、ヤンキースとの契約最終年となる来季へ向けて「大人な事情というか、問題になるんですけど、ヤンキースとの契約が最終年になるので、もう来年で7年目になりますし、その間でワールドシリーズに出場してないですし、もちろん出場してないからチャンピオンリングも持ってないですし、やっぱり一番高いところの景色を見られていないので、そこに向かって頑張っていきたい」と宣言。世界一への強い思いを改めて明かした。
一方で、偉大な先輩の“草野球デビュー”には思わず本音も……。ヤンキース時代にチームメートだったイチロー氏が、1日にほっともっとフィールド神戸で初めて草野球を行い、投打で躍動。9回を131球6安打16奪三振の熱投で完封勝利、打っては4打数3安打1打点と手加減なしの“ガチ”のプレーを披露した。田中は「羨ましいっすよ。羨ましいっす」と話し、「プロ野球生活を全うされて、その後も野球を楽しんでやるっていう。そういうふうに僕もありたいというか……。草野球、僕もしたいっすよ」と、いつまでも野球を楽しむイチロー氏への敬意を示した。
今年は長女も誕生し、4人家族となった田中家。里田まい夫人(35)とともに今年のオールスターに“参戦”した長男は「野球熱」が「すごい」状態で、家ではバッティングをすることもあるという。まだまだ引退は先だが、田中も生涯、野球を楽しむことになりそうだ。