鬼滅ブームで「千と千尋の神隠し」に米メディア再注目 宮崎アニメは「歴史上の頂点」
10月16日から全国403館(IMAX38含む)で初日を迎えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の11月29日までの45日間の興行成績が動員2053万2177人、275億1243万8050円を記録。「タイタニック」(1997年)の262億円を上回り、興行収入歴代2位となった。米メディアは鬼滅の躍進を特集する一方、1位に君臨する名作「千と千尋の神隠し」の偉大さに改めて注目している。
日本の興行収入歴代1位に君臨する「千と千尋の神隠し」に米メディア言及
10月16日から全国403館(IMAX38含む)で初日を迎えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の11月29日までの45日間の興行成績が動員2053万2177人、275億1243万8050円を記録。「タイタニック」(1997年)の262億円を上回り、興行収入歴代2位となった。米メディアは鬼滅の躍進を特集する一方、1位に君臨する名作「千と千尋の神隠し」の偉大さに改めて注目している。
「デーモン・スレイヤーが日本のボックスオフィスでタイタニックを抜く」と特集したのは、米メディア「バラエティ」だった。
米国では「デーモン・スレイヤー」の呼び名で知られる鬼滅の刃が275億円の興行収入を記録し、日本歴代2位となった偉業を紹介するとともに、歴代1位に君臨する「千と千尋の神隠し」に触れている。
「これで、1997年に日本で2億5100万ドルの興行収入を記録した歴代2位のタイタニックを抜いた。2001年の宮崎駿のファンタジーアニメ『千と千尋の神隠し』は2億9550万ドルで歴史上の頂点に到達した」
記事ではこう振り返っている。2003年にアカデミー賞長編アニメーション部門で堂々の受賞を果たした「千と千尋の神隠し」は全世界で人気を博した。鬼滅の躍進により、宮崎アニメ映画の名作が改めて脚光を浴びている。