「部屋見せて」「恋人呼んで」…新たな問題「オンラインアルハラ」の実態を調査
キリンホールディングス株式会社は、月に1回以上飲酒する全国の20~50代の男女計1000人を対象に「2020年の忘年会に関する実態調査」(11月13~17日)を行い、結果を発表した。
男女計1000人が回答 調査で分かった実態
キリンホールディングス株式会社は、月に1回以上飲酒する全国の20~50代の男女計1000人を対象に「2020年の忘年会に関する実態調査」(11月13~17日)を行い、結果を発表した。
新型コロナウイルスにより、生活が一変した2020年は、6割以上が「忘年会の予定なし」と回答。忘年会参加予定者のうちオンラインでの参加者は5人に1人だった。「気軽」「自分のペースで楽しめる」などの声があった。
また、3人に1人以上が「オンライン忘年会なら出てもいい」と回答。会費や帰りの心配のなさが大きなメリットになっていることが分かった。
一方、オンライン忘年会の不安・嫌なことトップ3は「終わりづらい」「会話が弾まなそう」「抜けづらい」と判明。急速に普及した「オンライン飲み会」だが、“飲みすぎ”や開催時間に注意が必要という結果になった。
また、「部屋を見せてと言われる」「家族・恋人を呼んでと言われる」など、オンライン飲み会時の泥酔による迷惑行為“オンラインアルハラ”が新たな問題として浮上していることが明らかに。オンライン飲み会経験者に、実際に経験した・見た“オンラインアルハラ”について何か聞くと、「部屋を見せてと言われた(29.7%)」が1位。続いて、「家族・同居人(恋人等)を呼んできてと言われた(22.9%)」、「場を盛り上げるためにイッキ飲みを強要された(16.4%)」という結果になった。
さらに、オンライン飲み会を経験したことのない人も含め、オンライン飲み会をするならこれだけはやめてほしいことは何かを質問したところ、1位になったのは「自分の部屋を見せてと言われること(40.2%)」。続いて、「自分の家族・同居人が下着姿で画面を横切ること(35.6%)」、「家族・同居人(恋人等)を呼んできてと言われること(32.6%)」という回答が続いた。「抜け出すのを許してもらえないこと(32.0%)」も4位に入った。