NHK朝ドラ「おちょやん」の初回平均世帯視聴率18.8% 7作連続大台ならず
女優の杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)が11月30日にスタートし、同日放送された初回の関東地区の平均世帯視聴率が18.8%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまで朝ドラは6作連続で初回は20%の大台を記録していたが、7作連続とはならなかった。
主演・杉咲花は3週目から本格登場 上方女優の浪花千栄子さんの半生がモデル
女優の杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)が11月30日にスタートし、同日放送された初回の関東地区の平均世帯視聴率が18.8%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまで朝ドラは6作連続で初回は20%の大台を記録していたが、7作連続とはならなかった。
最近5年の朝ドラの初回の平均世帯視聴率は2015年前期「まれ」21.2%、後期「あさが来た」21.2%、16年前期「とと姉ちゃん」22.6%、後期「べっぴんさん」21.6%、17年前期「ひよっこ」19.5%、後期「わろてんか」20.8%、18年前期「半分、青い。」21.8%、後期「まんぷく」23.8%、19年前期「なつぞら」22.8%、後期「スカーレット」20.2%、2020年前期「エール」21.2%。
同作は、上方女優の浪花千栄子さんの半生をモデルに、大阪の南河内の貧しい少女・竹井千代が奉公に出た道頓堀で芝居の素晴らしさに魅了され、女優の道を目指し、歩んでいく姿を描く。杉咲は第3週から本格的に登場し、それまでは子役の毎田暖乃(まいだ・のの)が主人公を演じる。
NHKの桜井壮一チーフプロデューサーは毎田について、大阪でオーディションを行い500人の中から選んだとし「見た瞬間レベルが違った。相手の芝居を見ながら演技できる子はほとんどいないが、最初からできていた。表現力、怒鳴ったり、泣いたり、幅広い芝居ができた」と絶賛していた。物語と当時に毎田の演技力も視聴者の注目を集めそうだ。