劇場版「鬼滅の刃」7週連続で首位の快挙 ドラえもんの追撃かわす
28日、29日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)が土日2日間で動員71万2000人、興収10億500万円をあげ、7週連続で首位を獲得した。
累計動員2053万人を突破
28日、29日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)が土日2日間で動員71万2000人、興収10億500万円をあげ、7週連続で首位を獲得した。
3連休だった前週と比べても、動員で-4.8%、興収でわずか-2.7%という驚くべき好調さを保っており、累計では動員2053万人、興収275億円を突破した。注目の歴代興収ランキングでは最終興収262億円を記録した「タイタニック」を抜き、驚異的な速さで歴代2位に浮上。歴代1位「千と千尋の神隠し」の308億円の記録更新に向け、着実に歩みを進めている。
先週2位でスタートを切った「STAND BY ME ドラえもん 2」は、土日2日間で動員23万5000人、興収2億9400万円をあげ、その順位をキープ。累計では動員88万人、興収11億円を突破した。続く3位にも先週同様「ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-」(ワーナー)がランクイン。1位から3位までは先週と全く同じ結果となっている。
4位には新作「10万分の1」(ポニーキャニオン/関西テレビ)が初登場。宮坂香帆による人気少女コミックを「貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-」の白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE/EXILE)と、「honey」の平祐奈のダブル主演で実写映画化。10万分の1の確率でしかかからない難病・ALSに侵されながらも、手を取り合って病に立ち向かっていく高校生カップルを描く。監督は「旅猫リポート」、「“隠れビッチ”やってました。」の三木康一郎。共演は優希美青、白洲迅、奥田瑛二ほか。
既存作品は、5位の「罪の声」(東宝)が累計で興収10億円を突破。8位でスタートし、先週5位まで順位を上げてきた「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」(アニプレックス/チームジョイ)が6位、公開から11週目を迎えた「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(松竹)は先週から2ランクアップの7位にランクイン。以下8位「魔女見習いをさがして」(東映)、9位「きみの瞳が問いかけている」(ギャガ)、10位「映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」(東映)となっている。