NHK「エール」の初回から最終回までの期間平均視聴率20.1% 朝ドラ20%の大台復活

俳優の窪田正孝が主演を務め、ヒロインを二階堂ふみが務めたNHK連続テレビ小説「エール」の最終回が27日に放送され、関東地区の初回から最終回までの期間平均視聴率が20.1%だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作「スカーレット」の期間平均視聴率は19.4%と20%を下回っていたことから、20%の大台復活となった。また、最終回の平均世帯視聴率は21.8%だった。

窪田正孝が主演を務め、ヒロインを二階堂ふみが務めたNHK連続テレビ小説「エール」
窪田正孝が主演を務め、ヒロインを二階堂ふみが務めたNHK連続テレビ小説「エール」

11月27日に放送された「エール」最終回の平均世帯視聴率は21.8%

 俳優の窪田正孝が主演を務め、ヒロインを二階堂ふみが務めたNHK連続テレビ小説「エール」の最終回が27日に放送され、関東地区の初回から最終回までの期間平均視聴率が20.1%だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作「スカーレット」の期間平均視聴率は19.4%と20%を下回っていたことから、20%の大台復活となった。また、最終回の平均世帯視聴率は21.8%だった。

 27日に放送された最終回は、ドラマパートは一切なく、主人公の古山裕一(窪田)のモデルになった福島県出身の作曲家・古関裕而さんの名曲の数々を、東京・NHKホールを舞台にドラマのキャストたちが歌で紡ぐという内容だった。特に岩城新平を演じた吉原光夫が歌った「イヨマンテの夜」はネット上で「もう1度聴きたい」という声が上がるなど話題となった。

 この最終回は朝ドラとしては異例の内容だったが、それまでの物語も主人公古山裕一の苦悩と悲しみ、希望や幸せなど起伏にとんだ人生を丁寧の描き、視聴者を飽きさせなかった。これが期間平均視聴率20%の大台復活につながったと思われる。

 最近5年の朝ドラの期間平均視聴率は2015年前期「まれ」19.4%、後期「あさが来た」23.5%、2016年前期「とと姉ちゃん」22.8%、後期「べっぴんさん」20.3%、17年前期「ひよっこ」20.4%、後期「わろてんか」20.1%、18年前期「半分、青い。」21.1%、後期「まんぷく」21.4%、19年前期「なつぞら」21.0%、後期「スカーレット」19.4%だった。

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