AKB48新ユニット3組がお披露目 初のバンドユニットに向井地美音「人生の夢」かなう
ダンスバトルゲーム機「pop'n music peace」で対戦も
新ユニット振替公演のトリを飾ったのは、大森美優・柏木由紀・佐々木優佳里・馬嘉伶・武藤十夢・吉川七瀬の6人で構成されたゲーム好きなメンバーユニット「GRATS」だ。
「ミュージックジャンキー」「Show fight!」など4曲続けて披露。武藤がユニット名の「GRATS」はコングラッチュレーション(おめでとう)が由来となった相手を祝福する意味のゲーム用語から命名されたことを伝えた。馬嘉伶が「9か月お待たせしました。早く皆さんに会いたいなと思ってました」とコメントすると、柏木は「個人的にはファンのみなさんの前でのライブが8か月ぶりなのでめちゃくちゃ緊張してるんですけど、皆さんと楽しい思い出を作っていきたいと思います」と意気込みを語り、26歳の誕生日を迎えたばかりの武藤は「みんなで教え合いながらいろいろな曲を練習しました。本当は思いっきりコールしてほしいセットリストなので、今日は思いっきりペンライトやうちわなどで応援してください!」とあいさつした。
柏木・佐々木・馬嘉伶が「初めてのジェリービーンズ」「混ざり合うもの」の2曲を。武藤・吉川・大森が「ずっと 前から」「思春期のアドレナリン」の2曲をパフォーマンス。また、23日に開催した「AKB48 e運動会」にも触れ、柏木が「eスポーツユニットとして活動したいです。次のゲームのイベントがあれば活躍したい!」と、今後の「GRATS」の活動を切望する一コマも。
サイコロを使った風船爆弾ゲームや、柏木・佐々木・馬嘉伶のチーム(柏木チーム)と、武藤・吉川・大森チーム(武藤チーム)に分かれて、コナミから借り受けたダンスバトルゲーム機「pop’n music peace」で対戦。大森・吉川が連勝し武藤チームが優勢だったが、柏木と武藤の最終対決では、2人とも終始真顔で真剣勝負。柏木が見事勝利し、柏木チームが大逆転を果たした。
アンコールでは、「ハイテンション」「47の素敵な街へ」で全力のパフォーマンスをみせ、劇場内のボルテージも最高潮に。柏木が「ゲームもいっぱいやって、皆さんの前で公演ができて良かったです」と感想を語り、最後は「君のことが好きだから」を披露。武藤が「他のユニットに負けないように精一杯頑張りますのでこれからも『GRATS』をよろしくお願いします!」とあいさつし、2日間にわたった新ユニットの新体感ライブを締めくくった。
AKB48は、来たる12月8日に「AKB48 劇場15周年」を迎える。今年の『AKB48 劇場15周年特別記念公演」では、この15年間で発表したAKB48楽曲の中から“厳選した98曲”をメンバー1人1人が歌いつなぐ「ソロ歌唱メドレー」の形式で実施する。くじ引き抽選で決定したメンバーと楽曲の意外な組み合わせに注目だ。