ココリコ田中直樹、「カバは無理でしょう?」に武井壮「イージーです」と余裕
ココリコの田中直樹とタレントの武井壮が28日にオンライン配信された「ナショジオ オープンキャンパスオンライン校~明治大学編~」に出席し、全国1000組の親子と交流した。
環境保護を推進するSDGsプロジェクトの一環「オープンキャンパス」が開校
ココリコの田中直樹とタレントの武井壮が28日にオンライン配信された「ナショジオ オープンキャンパスオンライン校~明治大学編~」に出席し、全国1000組の親子と交流した。
同キャンパスは、田中がナビゲーターを務める親子参加型のイベントで、企業、行政、大学と連携して環境保護を推進するSDGsプロジェクトの一環として開校した。オンライン画面に登場した田中はしばらく無言。しばらくしてから「リモート“あるある”でフリーズからスタートしました」と笑いを誘い、「今日は2回目のオンライン。リモートで、全国のいろいろな方とつながるのでポジティブな部分がいっぱいあります」と喜んだ。
この日は26日に「環境省サステナビリティ広報大使」に就任したばかりの“百獣の王”ことタレントの武井がゲストとして登場し「就任して最初の仕事がこれです。脱炭素型ライフスタイルという目標を身近な立場から伝えていきます。“百獣の王”に次ぐ肩書きができました」と胸を張った。
今回の授業は動物と脱炭素がテーマ。田中は「いま地球環境で大切な持続可能性を実行できている動物はたくさんいる。顕著に守っているのはアリクイ。アリが大好きだけど、アリ塚のアリを全部食べ尽くさない。全部食べちゃうとアリが全滅するからある程度残して再生させる。サスティナブルなアニマルなんです」と例を挙げた。
武井は注目している動物としてゴリラを挙げ、「芸能界に入る前、ゴリラの群れに入ってボスになろうとしたぐらい。ゴリラは威厳があるけど、子どもに優しく、仲間が亡くなると涙を流すんです」とゴリラ愛を語った。
環境問題で気にしていることを聞かれた田中が「温暖化がきつくなってます」と心配すると、武井も「動物が街に下りてくるようになった。ぼくらの生活が彼らを脅かしているのかなと思います」と語った。
世界で絶滅の危機にある動植物が100万種類以上に及ぶことが紹介されると、チャット欄には「かわいそう」「なにーーー」などの書き込みが。武井は「ぼくたちの暮らしはどんどん便利になっていますが、反比例して動物が苦しい思いをしていることが映像で分かる。動物も人間も安心して暮らせるよう考えていかないといけない」と訴えた。またスポーツへの影響についても「温暖化で近い将来、日本でマラソンができないことも考えられます」と警鐘を鳴らした。
授業ではさまざまな動物が紹介されたが、強力なあごを持つ「カバ」について田中が「勝つことは無理でしょう?」と水を向けると、武井は「イージーです」と余裕の返答。「水中はカバの方が速いけど、地上だと速度40キロぐらいでぼくと同じくらい。遠く離れたところからずっと小石をアンダースローでぶつけていきます」と戦法を明かしたが、「この番組でカバの倒し方はまずい。みんな仲良くしましょうよ」と苦笑いしていた。