EXILEのバックダンサーで紅白出場、大野莉昂がソロデビュー「目標は安室奈美恵さん」
小3の時にオーディションに合格…キッズダンサーとして紅白出演
――NHK紅白歌合戦にはキッズダンサーとして出場したことがあるそうですね。
「小3の時に、熊本のダンススタジオで一緒にやっていた人から『LDHさんがやっているダンススタジオ(EXPG STUDIO)の特待生オーディションというのがあるよ』と言われて、福岡でオーディションを受けたら、合格したんです。2010年のNHK紅白歌合戦にEXILEさんが『I wish for you』で出場した時にバックダンサーとして出ました。その時はEXILEさんがトップバッターで、8時までの就業制限も大丈夫だったんで、キッズダンサーとして出ることができたんです。キッズが出られる最後の年でしたが、とても楽しくて、大きい経験になりました」
――お姉さんと一緒に出たんですか?
「この時、姉はEXPGに入っていなかったんです。でも、勧めたら、次のオーディションで合格して入ってきました」
――2016年4月の熊本地震の時は大丈夫でしたか?
「高校1年生の時でした。次の日から阿蘇で高校の研修の予定で、準備をしていたところだったんです。余震がなかったら、阿蘇で本地震に遭っていたかもしれないので、『本当に怖かったね』って言っていました。実家は半壊の判定でしたが、家が水浸しになってしまって、1か月くらい友達の家に避難して、全部リフォームしました。今も地震だけは怖いです」
――大学では何を学んでいるんですか?
「経営学部なんですが、理由はあんまりなくて(笑)。お姉ちゃんが経営学部だったんです。今は対面授業がなくて、全部オンラインなので、そんなに大変ではないんですけど、その分、レポートがきついですね」
――タレント活動もしながら、立教大学に進学。優秀ですね。
「そんなことないです。高校の推薦でした。定期テストだけ頑張って、暗記して、後は忘れようみたいな感じ(笑)。だから、要領がいいんだと思います(笑)。こないだ、クイズ番組のオーディションに出たのですが、散々な成績で、姉と『これは私達が出ちゃいけない番組だね』と話したんですよね(笑)」
――緊張して答えられなかった?
「いや、緊張は全然しなかったんですけど、まったく答えられなくて(笑)。世界の5大陸を当てるという問題で、姉の答えが『北極大陸』って(笑)。北極大陸なんてないの、正解は南極大陸ですよね……」
――今後はどんな活動をしていきたいですか?
「一番好きなのはダンスです。歌手だけじゃなく、モデル活動もしているので、いろんなことを経験していきたいと思っています。大学に入ってからは韓国語を学び始めて、韓流ドラマを結構見ています。ドラマを見ていると、習った言葉が出てきて、すごく楽しいんです。韓国留学もしたいなと思っています。英語と韓国語の3か国語がしゃべれたらと思っています」