“最強のメジャーリーガー”堀口恭司が激白「メイウェザー?ちょっと舐めていますよね」
青木真也の「60キロ以下は格闘技じゃない」発言も…「言っている意味は分かります」
――その話を聞いた上で話すと、最近、“バカサバイバー”青木真也選手が口にした言葉で、ちょっと物議を醸したのが、「60キロ以下は格闘技じゃない」っていうのがあったんですね。
「はいはい」
――それは「堀口恭司や那須川天心のように突き抜ければ別だけれども、そこまで行かないと、興行、見世物としては厳しいよね」っていうニュアンスを含めての言葉だと思うんです。
「いや、まあまあ、それは言っている意味は分かります」
――分かりますよね。
「やっぱり迫力が違いますし、KO率も低くなるので。軽い階級は、なんていうんですかね。ヒリヒリ感がないっていうか」
――ヒリヒリ感!
「もちろん軽い階級のほうが技術はありますけど、一発がない。決め手が少ないので。だから、まあまあまあ、(青木の)言っていることはわかりますよね。それで自分も(フライ級から)バンタム級に上げたし。そういうことですよね」
――もちろん、それが駆け引きなんでしょうけど、500グラム、1キロをこだわる選手が一定層いて、そこにこだわってしまうと、実はその選手が欲しているはずの、大きなものにはたどり着かないんじゃないかと。
「まあ、やっぱり強さがあるんじゃないですかね」
――少しでも勝つ確率を上げて、強く見せたいということ?
「ええ。でも約束ごとですから、例えば計量の段階になってそこを守れないのは良くないと思います」
――そこは激しく同意です。しかし堀口さんは、師匠が山本“KID”徳郁さんだったからなのか。KIDさんは魔裟斗選手と(10キロ以上の?)体重差を越えてK-1ルールで試合をしたことがあった(04年大みそか、大阪ドーム)。
「ええ」
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体重差を気にせずオファー受諾「アホだからじゃないですか?(笑)」