アントニオ猪木氏 中曽根元首相との秘話明かす「世界を考えているのは、君と僕だね」
元プロレスラーで前参院議員のアントニオ猪木氏(76)が29日、中曽根康弘元首相の死去を受けて、コメントを発表した。
101歳大往生 第71代首相
元プロレスラーで前参院議員のアントニオ猪木氏(76)が29日、中曽根康弘元首相の死去を受けて、コメントを発表した。
猪木氏は「最初にお会いしたのは、イラク人質解放から帰国した1990年に『イスラム社会の話をしてくれ』と事務所に呼ばれました。そして『世界を考えているのは、君と僕だね』と言われたのが心の宝になっています。心より、お悔やみを申し上げます」と故人に思いを馳せた。
中曽根氏は群馬・高崎市出身。1947年の衆院選で初当選し、82年、第71代首相に就任した。この日の午前7時すぎ、都内の病院で亡くなった。101歳だった。