りゅうちぇる「イクメンと言われるとムカつく」 夫婦別姓イベントで主張
タレントのりゅうちぇるが22日、東京都内で行われた若者と社会をつなぐイベントに出席し、選択的夫婦別姓について熱い議論を交わした。
アンケート調査では83.1%が選択的夫婦別姓に賛成
タレントのりゅうちぇるが22日、東京都内で行われた若者と社会をつなぐイベントに出席し、選択的夫婦別姓について熱い議論を交わした。
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同イベントは、若者が社会課題に主体的に関わるための学習の機会を作る「学校総選挙プロジェクト」の一環としてCCCマーケティングとTポイント・ジャパンが開催。11月22日が「いい夫婦の日」であることから「選択的夫婦別姓について語ろう!」をテーマに出席者が意見を交換した。
「いい夫婦の日」についてりゅうちぇるは「まだ息子が2歳なので子育てに追われてます。いい夫婦の日を意識しなくてもいい夫婦でいます」と家庭生活の一端を明かし、「子育てしているだけでイクメンと言われるとムカつきます」と育児に対する夫婦の分業について問題提起。法律婚の場合、苗字を夫側に変える女性の割合が95%であることを知らされると、「苗字を夫婦で統一するやり方があってもいいと思いますが、お互いの理想を話し合うことが大切。僕たちは結婚前から話し合いました」と語る。
また、夫婦別姓にすると家族の絆に影響するという意見に対しては、「苗字で家族の絆がなんとかなるというのなら結婚したくない。話し合いをする時間を設けることで絆は深まる。苗字ごときで変わらない強い夫婦もいるので、人それぞれだと思います」と持論を展開した。
選択的夫婦別姓については高齢層の反対が強い傾向があるが、「多様性ということが言われているので、時代の流れに付いていけない人、付いていかない人をこちら側から強要することはダメ。反対意見も認めるという柔らかい世界になることが何よりも大切だと思います。社会に期待するのも大切ですが、自己肯定感を持てるように自分を強くすること、自分らしさを持つことが重要」と主張した。
「学校総選挙プロジェクト」では、事前に全国の高校生以上の男女4210人にアンケート調査を実施(10月8~13日)。その結果、83.1%が選択的夫婦別姓に賛成の意見だった。同イベントには音喜多駿参議院議員、クリエイティブディレクターの辻愛沙子さんも出席した。