稲垣吾郎「すごいなと」 初共演の二階堂ふみを絶賛「僕にとってのミューズです」
二階堂がアピール「アート性の高い作品になっていると思います」
今作は日本、ドイツ、イギリスの海外スタッフが参加した作品である。稲垣は「初めての体験だったので、作品自体も幻想的なものでしたが、撮影現場もまるで夢の世界にいるような感覚でした。個性が強い人たちが集まって、下手するとムチャクチャな映画になってしまう危険性もありましたけど、すごくバランスよくまとまったのがすごいです」と振り返った。
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二階堂は「多くの言語が飛び交っていた現場でしたけど、言語が違っても作っているものは一つで、同じ方向を目指しているので、本当に素晴らしいことだと思いました。現実のあるべき姿みたいなものを学ばせていただきました」と話した。
手塚治虫が今作を観たらどのような感想を持つかと聞かれた手塚は、「父親は、昔のヨーロッパの映画の雰囲気がすごく好きでした。ですから主役の俳優に関しては、絶対に美しい人がいいと思っていたと思います。この2人ならば完璧で、父親も太鼓判を押すと思います。内容については、本人が観たらああだこうだと突っ込んでくるとは思いますね。ですけどイタリアの『ファンタ・フェスティバル』という国際映画祭で最優秀作品賞をいただきました。おそらくそれを僕以上に喜んだのは、きっと父親だと思います。親子ともども飛び上がって喜びたい気持ちです」と胸中を明かした。
最後に二階堂は「アート性の高い作品になっていると思います。劇場で堪能していただいて、お友達やご家族に共有していただければと思います」とアピール。稲垣は「こうやって無事に公開を迎えられたことをうれしく思っています。映画のテーマである愛や幻想、狂気の果てに見える美しい景色を堪能していただける作品になっていると思います。観るときの気持ちや環境によって受け止め方が違うと思いますので、何度でも観ていただけるとうれしいです」と呼びかけた。