【気になる人】結城モエ 今年に入って一気にドラマ5本 将来の大物女優が明かす素顔とは
家族や親戚で一番年下、甘やかされ、このままではまずいと思って自分で矯正
やってみたい役はあるのか。
「強い女性に憧れがあります。『黒革の手帖』の主人公の原口元子のような男性にこびずに芯を持って生きる女性はかっこいいなと。今は女の子らしい面が出てくる役が多いので、かっこいい女性を演じてみたいですね。私、誰かにすがって生きるよりも自分が強くあることで、周りに幸せをもたらすくらいの強い女性に対する憧れが強いんです。最終的にはNHK大河ドラマに出演するのが小さい頃からの夢。6歳くらいの頃から家族と一緒に見ていましたので。大河に出てくる女性は、男性を支える強い女性とか芯のある女性が多いです。そういうお芝居をやりたい。女の人が力強く生きる作品に出たいです」
自分の考えを明るく、かつ理路整然と分かりやすく伝える。知性としっかりした人間性を感じる。素顔はどうか。
「実家に帰ると妹気質で、みんなに甘やかされています。3歳上の姉がいて、いとこも10人ぐらいいますが、お兄さん、お姉さんばかりで、私、一番下です。かなり甘えん坊な気がします。お正月にエビとか食べるじゃないですか。殻もみんながむいてくれます。いくつになっても、みんなの中では小学生にしか見えないみたいです。家族って永遠に下の子は下なんですかね。このままでいたら大変なことになるので自分で矯正しました。自分でもこのままでは、まずいと思いますよ(笑)。母には口だけは達者と言われます。実生活でもしっかりした女性にならないといけないと思っています」
結婚観も気になる。
「正直、今は全然したくなくて、今26歳ですが、32歳とか。子供は欲しいなと思っていて。私の家族、めちゃくちゃ仲が良くて自分の家族のように仲良し家族が欲しいなと思っています。子どもを産むことを考えたら30代前半のうちに結婚して、出産できるのかなと。今は仕事が優先です。強い女性になってから(笑)」
あらためて自分の性格を自己分析してもらった
「おしゃべりで、おおざっぱで、情は深いです。仲のいい友達の事は、とことん一緒に考えます。妹気質なので仲良くなる人はお姉さんタイプが多いですかね。社会に出た今は、人間的な部分を見て尊敬してもらえる人間になりたいと思っています。当たり前なことを当たり前にできる人。人に優しくするとか、きちんとお礼を伝えるとか。私は人としての優しさが生きていく上で大事だなと思っているので」
最後に10年後の姿を想像してもらった。「もう少し大人っぽくなっていたい」と語ると「お料理も極めたい」と続けた。母と祖母は相当な料理の腕前という。「家に人を招きお料理をふるまえる大人になりたい。それが目標です」。クールそうに見えるが、陽気で明るく、かわいらしく、ピュア。ギャップも仕事を次々と引き寄せている要因の1つかもしれない。
□結城(ゆうき)モエ 1994年5月18日、福岡県生まれ。慶大在学中の2014年にミスコンのファイナリストになったことがきっかけで芸能事務所スペースクラフトに所属。2017年に日本テレビ系ドラマ「脳にスマホが埋められた!」で女優デビュー。特技はピアノ、趣味はスイーツ巡り、ディズニーリゾートに行くこと。